ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

「愛している」といい続ける校長

2016年02月11日 | 信仰
最近になって私は、NHKのEテレで、水曜日夜10:30からあるスーパープレゼンテーションを観るのが好きになった。今回はアメリカの貧困地区にある荒れた学校を立て直した、女性校長の話。
彼女の感じは一言で言えば、リング上のボクサーという感じ。闘志にあふれ、「絶対負けないぞ」という睨みつける迫力がある。しかし、思いがけない言葉がその口から出る。私は超厳しい校長だけども、カヘェテリアなどプライベートな時間では一人一人の生徒に近づいて、「私はあなたを愛している。私はあなたを決して忘れない」といい続けている、と。たとえ赤ちゃんを抱いていようと、ヤクザっぽい態度であろうと、生徒に「自分は愛されている」がないとダメなんだ、と。

この後で番組のコメンテーターが、アメリカの多くの子どもたちの生活の基本がキリスト教会にあって、そこではいつも「(神は)あなたは愛している」を聞いているから、この校長の言葉に日本ほど違和感はないはずだ、なんて言っていた。確かにその通り! だから日本の子どもたちは、こういう公の立場の人からは生涯、「愛してる」って言葉を聞くことがないだろう。(下は番組の紹介)
ただし私は日本の学校で、一度だけ、まさに稀有な例外として聞いたことがある。それは長女が在学していた高校の校長が自分の退任式で、つまり教師生活の最後の最後に見下ろす全生徒に向かって「ボ、ぼくはあなたがたを、アー、愛してる~」と絶叫したのだ。そこは式場ではなく、式場を出てのちょうど校舎と校舎の出会い頭のようなところで、入りきれなかった生徒たちが各階の階段から鈴なりに見下ろしていた場所だった。こんなシーンは初めてだったし、この叫びに、聞いた生徒たちは、それこそ一斉に「ぼくたちも(私たちも)でーす」と大声のうねりのようにして叫び返した。これには本当に胸を熱くさせられた。
教育だけではない。どんな種類のものであろうと、人と人との交わりに愛がなければそれは虚しい。そして実はイエス・キリストこそが、世界中の愛の源泉なのだ。理由、
1、(他の宗教との比較の意味で)教祖が十字架に架かってまで、人への愛を貫徹した宗教はない。
2、そのイエスが言われた最も大事な教えと は、まず神を愛し、次に隣人を同じように愛しなさい、である。
こんな宗教は他にないではないか。私の船橋キリスト教会は、キリストの愛に満たされたカリスマ教会でありますように❗️ ケパ



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