今日は待望の結婚式のある日だった。この日のためにケパドルは、表だっては言えない準備のボランティアをしてきた。その最終日にあたるこの日、ケパは式のカメラマンを務めることになった。
カメラマンは一種、過酷である。タイミングをはかる神経の集中と、一瞬のチャンスを逃さない経験上の「カン・読み」が大切である。親族写真など二度と集まれないので「写っていませんでした」なんて失敗はゆるされない。
わたしはだいぶん前は、このようなカメラマン役を相当こなしていたが、久しぶりなので今日はちょっと緊張続きだった。おまけに使用カメラがあまり馴れていない最近購入のものなので、なおさらである。結果的にはずっと昔からCanon使いだったので、何の問題もなく無事終了。
役得もあった。レンズを通して見続けた今日の二人の表情が清心、澄み切っていて、「ああこれは神様が導かれた二人だ」と確信した。そういう意味ではカメラマンって冷徹に見てしまう。
主よ、どうかこの二人が自称群れ一番のおしどり夫婦・ケパドルに負けない、仲の良い夫婦になりますように! (下写真は、二人に挨拶するドルカス) ケパ