心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

SUMHカンボジア支援に行ってきます

2009-03-06 14:07:25 | 国際協力・保健/リハ/心理学分野

1.SUMHカンボジアの実践を支援する
・ SUMHカンボジアのデイケアと訪問ケアの現状を把握し、スーパーバイズして、今後の具体策を提示する
デイケア通所活動の2種の差異と考え方、新患の多さと対象者選びの現状、対象者名簿、活動プログラムの実際(週間、一日、ほか)、スタッフの任務分担の実際、家庭訪問時の交通手段の実際、PC利用と修理の状況、など

2.カンボジア地域精神保健の制度の最新情報を得る
・ カンボジア政府保健省の最新の精神保健政策を知る(次のいづれかと会う。Cambodia National Program for Mental HealthのDr. CSないし、代表のDr. KS、それとロイヤル・プノンペン大精神医学教授Dr.EH, Dr. KS 保健省精神保健担当から)
・ シュムリアップ(SR)州の地域保健の最新の動向を知る(SR州保健局長Dr.DBから)

3.新たな活動を探る
・ SR州の地域保健に精神保健を含ませるための具体策;ヘルスセンター職員精神保健研修(A案とする)や、保健地区病院とヘルスセンターレベルでの精神保健ケア実施の具体策(B案とする)を検討する
・ A案を州保健局と協議し実行するために、SR州病院勤務の精神科医師をSUMH非常勤職員(SUMHカンボジアアドバイサー?)としてリクルートする
・ 日本から短期講師をSRに派遣して行う事例検討研修会の可能性と実際を検討する(C案とする)
・ SR州における精神保健巡回診療の可能性を検討する(B案の1形態)、

4.臨床動作法の現状を把握する
・ カンボジアにおける臨床動作法実施の現状をKとPなどから把握する

次が最近加わった任務です。
・ これまでの活動の評価を、専門家の印象として試みる。これまでのプロジェクト地を回り、関係者に若干のインタビューをする。
・ シュムリアップ州内の4保健区の病院で、精神科診療を行う場合について、州保健局と医師や薬品などについて調整する(B案の1形態)。

日程は、3月14日(土)バンコクを経由し19時シュムリアップ着、22日夕方現地を離れる。


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