松宮かんな の ちょっとだけよ

基本 役者
飼い猫の「ぷう」と「ビビ」を溺愛中

40代の小論

2017-10-31 02:09:01 | 人間
ずっと、「後悔しない生き方」をモットーに生きてきた。
自分にとって一番大事なことを解っていて、
それを守り、それを基準にして生きてきた。
30代まで。
その歳まで、そうして生きてこられたことは、幸せなことだと思う。

でも、40代を過ぎると、そうもいかなくなった。
想定外のことが起こったり、コントロールできない他者との関わりから
後悔というか、あの時ああしていたら、違う人生の流れになっていただろうか、
などと、考えずにはいられないことが起こる。

いずれ、単純な「後悔しない生き方」は不可能なのであると知り、
「後悔しない考え方」を身につけることが
大切で必要なんだと解るようになった。


映画やドラマや芝居は、世界を俯瞰で観て、その物語の真実を知ることが出来る。
でも、現実は、真実なんて知りようがない。
真実は同時に、大いなる勘違いで、思い込みなのであるから。
小さい頃、真実であり、常識であり、世界だと思っていた事は
今や、つくられた単なる枠なのだとわかる。
だから、本当はいつでも崩壊の可能性を秘めている。
そして真実は隠されたりもする。

自分の知りうる、限られた世界を真実と位置づけ
後悔に囚われず、自分を受け入れ
朗らかに生きる者が、一番幸せなのでしょうね。








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