松宮かんな の ちょっとだけよ

基本 役者
飼い猫の「ぷう」と「ビビ」を溺愛中

試験についてのボヤッキー

2017-10-26 03:59:36 | 日本語教師
先日、日本語教師能力検定試験を受けました。
あくまでも私から見た試験について書きます。
愚痴をね。(苦笑)

今回が2回目。
去年は、忙しくしているうちに受験申し込みを忘れて、受けませんでした。
合格率2割の難関です。
一年に一度しかありません。
3つに分かれていて、
始めは90分で100問
次が30分で40問の聴解
最後が120分で80問と作文

答えを悩んでる暇はありません。
やばい!解らないと思ったら、勘で選んで先に進む。
そこに「不適切なものを選べ」というひっかけ問題。
オーイエィ。
大学受験のとき、よく「重箱の隅をつつくような問題が出る」と言われましたが、
その上を行きます。重箱の外から問題が出ます。
初めて見る言葉が出ます。
(何それ?初めて聞くけど。知らねーし!)と心の中でつっこみます。
もちろん参考書にも載ってない。

そして範囲が広い。
1 社会・文化・地域
2 言語と社会
3 言語と心理
4 言語と教育
5 言語一般
以上がさらに細かく設定されていて、発音する時の舌の位置から
日本語教育の歴史、世界の学習に関する仮説等、膨大。
せめて、そこから出題されれば、まだ納得できるけど、
出題されるのは、その知識を踏まえたさらに先。
(あ、この題材はちゃんと勉強した!)って一瞬喜んだら、
問題は、その先の参考書に載ってない内容・・・。
オーイエィ。
あとね、考えさせる問題がいっぱい。そんな時間ないのに。
参考書を全部覚えたとしても、それだけじゃ合格できません。

日本語教師になるには、この検定試験合格か420時間の養成講座受講のどちらかが必要です。
今年から、養成講座の方が、文化庁に届出をした学校のみが認められることになり、
それ以外の卒業は認められなくなり、教師をクビになった方もいるようです。
私が資格を取った学校は、どうやら養成講座はもうやってないらしく、当然届出はされなかったみたい。
ただでさえ、教師が人手不足なのに、薄給の上時間外労働2倍3倍あっても頑張ってるのに、さらに苦しめてどうしようというのでしょうね。

試験Ⅲでは、周りのため息がうるさかった(苦笑)そこかしこから聞こえましたよ。

合格した知り合いは、2ヶ月仕事しないで勉強したそうです。
私は1ヶ月仕事しないで勉強・・・でも、自分の期待通りには自律できなかったなー。
1000時間くらい勉強が必要らしいけど、私はせいぜい200時間かな。
その彼は、「試験が大好き」だと言っていました。この変態(笑)

あー。受かっているといいなー。
ちょっと数問調べてみたら、間違い数個発見。・・・。
それでも合格してるといいなー。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする