前述のとおり、私は共産党支配下の京都の公立高校でのどかな高校生生活を送っていた。
高校1年の2学期の話である。
いろんな輩が殆ど選別されぬまま小中高とエレベーター式に進学していたので、結構な悪も混じっていた。
2学期になると、そいつらが本質を出し始めた。
授業をさぼる。さぼるのは良いのだが、進級はしたいらしく、何故だか私に代返を頼むのだ。
最初の1,2回は、声を変えて返事をし、それで何とか通っていたのだが、3回目ともなると、先生も気づく
「今日は、全員出席のはずなのに、なんで空席があるのだ?」
当時の高校の教室には、生徒の数だけ机と椅子が置いてあったのだ。
それで、バレた。
欠席になってしまった当人は・・・
何故か・・・私に何とかしろとのたまう
「分かった。何とかするよ」
それで、私は、次の日、彼の机と椅子をトイレに運んでおいた。
それで、また数回は上手くいったのだが・・・
マズいことに、ずっと使えないトイレの一室があることを誰かが通報したらしい。
再びバレた。
彼は、それでも私に何とかしろと言う。
何で私が欠席穴埋め業を請け負わなきゃいかんのだ?とは思ったのだが・・・
結構な悪で、逆らうと怖い。
「何とかしろよ!」と、怖ーい顔で言われると
「分かった、何とかするよ。」
と、言ってしまった。
何とかするけれど、丈夫なロープを用意してくれ
と、私は言った。
素晴らしいアイデアだと思ったのだが・・・・・
体育教師さえ見逃してくれたら・・・・・
続く
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