「独り愛す清間夏日の長きことを
千株の松下石炉を香じ
人間の炎熱複何ぞ到らん
洞裏の風光豈是を望まん
水は麗泉を擇んで音羽に汲み
茶は唐製を家郷よりす
此生尤も喜ぶ煩累を脱することを
世上笑う吾心うたた狂することを」
これは
「夏日松下に茶を煮る」と題する
売茶翁の偈語です
1973年9月発行の『別冊太陽No.4』には
河原に無造作に広げられた煎茶道具が
ちょっとおもちゃのように写っています
なんか
メリーポピンズの一コマのよう
そっとその画の中に入って
一煎いただきたい感じ
詩が添えてあります
「松樹雲を穿ちて碧空に従え
萩花露を帯びて秋風に傲る
茶を煮て渓畔清冷を汲めば
孤鶴翩翩として此の中に来る」
清冷とした風を感じて
あ~なんて素敵としびれて
さっそくここにご紹介しようと思ったのに
漢字がまず読めなくて
次に変換ができなくて
おとぎの絵の世界に雨が降って
一気に現実に引き戻されてしまいました
暑い夏も寂しい秋も
お茶を煮てしあわせ
そんな気分に共鳴するには
お勉強が必要です
美しい詩をすらすら読みたい
漢文をもう一度勉強したいと思うなんて
これも
お茶のおかげです
千株の松下石炉を香じ
人間の炎熱複何ぞ到らん
洞裏の風光豈是を望まん
水は麗泉を擇んで音羽に汲み
茶は唐製を家郷よりす
此生尤も喜ぶ煩累を脱することを
世上笑う吾心うたた狂することを」
これは
「夏日松下に茶を煮る」と題する
売茶翁の偈語です
1973年9月発行の『別冊太陽No.4』には
河原に無造作に広げられた煎茶道具が
ちょっとおもちゃのように写っています
なんか
メリーポピンズの一コマのよう
そっとその画の中に入って
一煎いただきたい感じ
詩が添えてあります
「松樹雲を穿ちて碧空に従え
萩花露を帯びて秋風に傲る
茶を煮て渓畔清冷を汲めば
孤鶴翩翩として此の中に来る」
清冷とした風を感じて
あ~なんて素敵としびれて
さっそくここにご紹介しようと思ったのに
漢字がまず読めなくて
次に変換ができなくて
おとぎの絵の世界に雨が降って
一気に現実に引き戻されてしまいました
暑い夏も寂しい秋も
お茶を煮てしあわせ
そんな気分に共鳴するには
お勉強が必要です
美しい詩をすらすら読みたい
漢文をもう一度勉強したいと思うなんて
これも
お茶のおかげです