茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

茶髪

2008年10月17日 | Weblog
おそれいれました、この茶髪!
茶農家の息子さんでしょうか、
思わず、お~~と抱きかかえてしまったこの雑誌は、
静岡県茶業会議所発行の月刊誌『茶』。

茶業界の方々の情報誌ですが、
さすがはお茶の業界誌、
その内容は文学・歴史に及び、
大変興味深いものです。

茶髪のお兄さんの表紙をめくると、
相馬駒焼の作家さん、田代清治右衛門氏が絵付けをなさっている写真。
初代清治右衛門氏は仁清に学び、17世紀初めに福島県相馬市に開窯とな。
ここには、東日本最古の登り窯があるそうです。

続いて、茶道具の学びのページ。
ペットボトルはお茶流通の一つの形態ですが、
楽しいお茶の時間を作りだす茶器の開発といった努力も必要とのこと。 
そういえば、
温度によって色が変わる急須とか、
絵が浮き出てくる急須とかを見たことがあります。
左利き用の急須も出てきました。
ガラスの急須もいいアイディアだったと思います。

あとは、ちょっとツウな項目。
最近の釜炒り茶事情、
全国茶品評会結果、
栽培から荒茶製造までのマネジメント
静岡県茶業研究センタ-100周年

お茶と文学者、
海外トピックス、
という連載物にはバックナンバーが欲しい!と思いました。

その他、
暮らしのヒントあれこれ
中国ばなしあれこれ
茶事点描、ティ-タイム 
輸出入量など様々な統計、
茶市場だより、各地の話題、くみあい便り、
今月の茶作業では、秋整枝や病虫害の情報などがありました。 

読んでみたい方は、静岡県茶業会議所へどうぞ。
http://www.wbs.ne.jp/bt/chacha/index.htm

図書館に購読依頼してみようかな~。
無理かな~。

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