茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

おーいお茶

2009年01月13日 | Weblog
明日からまた船に乗って行ってしまう息子が
「お茶が飲みたいなあ」とか言ってます
そういえば
最近
「ねえ、お茶」などとよく言います
お茶と言えば
私が喜んでホイホイ淹れると思って
確かにそうなんですが・・・
完全に読まれている・・・

今日は
新しい急須登場
「最後の一滴まで
 蓋を抑えないで淹れてください」

テレビを見て踏ん反り返っている子に
「急須でお茶」をさせました

何?どういう意味?
と、ちょっとのってきました
「絶対左手添えちゃダメだよ」
と思い切り脅かして
楽しいな~

お急須がちょうど90度になるころ
カチャッと蓋があきました
あさりの酒蒸しの
最初の段階のところ
貝柱があきらめた時みたいな感じで
蓋がパカッとあいて
ちゃんとひっかっかっていました

「おー、こえ~」
と叫びながらもさすが若い!
左手出ませんでした
私は何度やっても
そして絶対に蓋は落ちないと分かっていても
絶対!左手が出ます
そういう風にインプットされている神経は
そう簡単に矯正できないお年頃なのですね

焼き物の町伊万里まで行って
買ってきたのが1000円のこのお笑い急須だけ
あ、失礼、アイデア急須だけ
「片手でお茶が淹れられます!」っておじさんの
嬉しそうな顔に負けて買ってしまった・・・
お陰様でしばらくはこのお急須で
みんなの反射神経年齢で遊べそうです
楽しいお茶の時間ができそうです

23:30になると
お母さんはブログの時間という市民権を得たみたいで
さすがに
「おーいお茶」とは言いません
この30分は下手なこと言うと
張り倒されそうな気配が漂っているとか

でも
ほかの23時間30分の間は
いつでもホイホイお茶淹れちゃうよ

「おーいお茶」って
すごくいい