茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

テレビ

2009年01月05日 | Weblog
myuさん、こんにちは
人が来たときにお茶を出すのも
食事のときにお茶を飲むというのも
わりと最近の習慣で
では
長い間日本人は何を飲んできたのか
とても関心があったのです

それで
少し前に吉野ヶ里遺跡に行った時に
古代の人は食事の時に何を飲んでいたのか
いろいろ聞いてみました
考古学的になにも資料がないので
断言できないけれど
さまざまな木の実や草や豆や
もしかしたら貝なども混ぜて
山草茶のような
スープのようなものを
飲んでいたのではないかとのことでした
お茶の樹はあったかどうかわからないと

それ以後の歴史の中でも
人はなにを飲んできたのか
特別に偉い人のことしか
よくわからないのです
んなものですから
時代ものを見ていて飲み物が出ると
つい目が行ってしまいます

もっとも
水がとてもおいしかったのでしょう
川の水でも湧き水でも
清い水をすぐに飲むことができて
それ以外の飲みものなんて
特に必要がなかったのでしょうね

お茶碗については
茶坊主様がおっしゃるように
いつの時代に何が入ったという大きな括り以外に
いくつもの経路でモノは動いていたのでしょうね
NHKの人にお茶ピンポイントでお話聞きたいですね~

去年は
韓国の茶道文化が知りたくて
でも日本語の資料が限られているので
『海神』などの歴史ドラマをたくさん見ました
素敵な茶器が毎回登場してドキドキしました
ヨン様の『太王四神記』でも高句麗の時代の茶畑発見
今年は『朱蒙』に行きたいと思っています
韓国テレビの時代考証の人にもお話が聞きたい~


昨日の謙信が食べていたお饅頭なのですが
餡子たっぷりでしたね~
今私たちが食べるようなお饅頭のようでした
甘いお饅頭が出回るのは元禄に入ってからです
蒸しパンみたいなお饅頭は
もっと前からありましたが
ということは
貴重な餡子入りお饅頭をあんなにたくさん
お茶菓子で食べちゃうほど
権力があったということを
表わすツールだったのかもです