幼児の頃から「一口ちょうだい」が苦手だった。
一人っ子だったせいもあるかもしれない。
私自身は幼児の頃から、
「自分の物は自分の物、他人の物は他人の物」
と考えるところがあり、
他人のモノを欲しがるという発想がなかった。
だから「一口ちょうだい」なんて言われると
正直「はっ?」と思ってしまう。
欲しかったら同じものを
注文するなり買うなり拾うなりすればいい。
嘗てはっきり言ったことはあるのだけれど、
「あなたのが欲しいんだよ」と言われて
鳥肌が立った笑🥶……理屈の通じる相手ではないと。
「一口ちょうだい攻撃」を繰り出す人を
ネットでは「一口乞食」と呼ぶ。
そしてこの「乞食」は放送禁止用語になっている。
たしかに貧しい人を乞食と罵るのはぞっとしないが、
他人の物を欲しがる卑しい根性は
「乞食」と呼んで差し支えあるまい。
※近縁種に「食い尽くし系」が生息する。
「一口あげるのも嫌なんてケチだ」という反論もある。
それに対する反論としては、
料理は最初から最後まで食べることで、
一品を味わうことになるのだと思う。
それを妨害されると気が散ってしまうのだ。
上中下からなる小説があるのに、
上巻をいきなり取り上げられ、中巻から読むはめになったようなものだ。
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