ためしに三年でも？

ついに日本も先進国から脱落か？
そんな記事が挙がっていた。

●日本、２０５０年先進国脱落も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000015-fsi-bus_all


先日の北朝鮮ミサイル騒動と関連して、
ツイッターでもつぶやいたけれど、
日本の経済力が弱っていく原因を考えてみたい。



週休二日、定時帰宅、有給消化（40日くらいある）……
いずれも死守するばかりか、
かったるい日は平日も休みにし、
昼は二時間休み、午後は昼寝をし、
遅刻は当たり前だが、終業時間は死んでも守る……。

↑日本は、こういった国々と比べて、
一人当たりのＧＤＰが同じか、負けているという
ここからして、何かおかしくないだろうか。

「日本人は仕事をしてるフリをしてる」
と陰口を叩く人々もいるが、
自分は、そうはけっして思わない。

むしろ、真剣に『緊張感』を持って働きすぎるために、
生産性が極端に落ちていると思うのだ。

他の人はどうであるか未確認だけれど、
自分の場合、緊張すると
身体能力や思考能力が極端に落ちる。

そう、「極端に」である。。。

日本語なのに聞き取れずに何回も聞き返したり、
数は三つまでしか数えられなくなったり……

なので、自分は生活していく上で、
「緊張しない」ことを大きな目標としてる（笑）

みんなも、自分と同じような「体質」だとして、
そんな状態でビジネスが営まれたら、
効率もへったくれもあったものではあるまい



先日、北朝鮮で、
ミサイルの打ち上げに失敗した担当者が処刑された。

多くの日本人が驚きや違和感を覚えたようだが、
対岸の火事ではない出来事だ。

というのは、ビジネスの場で、
叱られたり説教されたり、まして人前で怒鳴られたりする国は、
日本以外では、ほぼないと聞く。

他国から見れば、職場でネトネトと
仕事でしくじった人を攻撃してるシーンは、
北朝鮮の処刑と同じに見えてるようなのだ。


ビジネスなんて、お金を介した物々交換に過ぎない。
つまり、遠足で隣の子とお菓子の取りかえっこするのと
本質は何も変わらないはず。

もし、取り代えたお菓子が気に入らなかったと言って、
ぐずぐずと文句を言ったりすれば、
幼稚だと嫌われるだろう。

でも、なぜか、ビジネスの場だと、
この幼稚で野蛮な態度が、
「一生懸命」「誠意」「責任感」などと
誤変換されるのが摩訶不思議だ。。。


「ミスったら殺すぞ」とピストルを突きつけられていては、
持ってる力を発揮できるはずなどなかろう。

日本の国力を下げてる犯人は、
この「緊張感」に違いない。。。最近、確信するようになった。

「仕事なんて、学生生活の延長に過ぎない」
「ビジネスなんて、お金を集めるゲームに過ぎない」
とリラックスして、みんなが仕事に励めば、
国力も回復するのではないだろうか。

ためしに三年でいい。
法律で、仕事絡みの叱責を絶対禁止してみるとおもろいと思う（笑）


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