要介護5の母が食べなくなった。
祖母も伯父も見てきているから、
これが何を意味するか、薄々感づいていた。
急遽、担当医の先生に相談に行ったところ、
少しでも早く「胃瘻」を設置するように言われた。
プリンなどの喉越しがよいものを
騙し騙し食べて乗り切るのは、
誤嚥の恐れもあるため、お勧めできないとのこと。
ショートステイ中だったので、ケアマネさんが
母の意思を確認してくれた。
母は認知症もないことだし、70代前半と比較的若いので、
私は胃瘻以外の選択肢を考えていなかったのだが、
母は「胃瘻を設置しない」
という選択肢も考えていたようだったのだ。
「大輔がそう言うのなら」
「大輔がもっと生きてて欲しいのなら……」と
結果的に胃瘻に同意してくれた。
手術後は特養への入所が選択肢に上がってきている。
胃瘻を作らず最後まで自宅にいるのがよかったのか……
何が正解なのかわからない。
コロナも落ち着いてきているし、
私と父が介護から開放され、頻繁に会いに行って楽しいときを過ごし、
治療法、治療薬が開発される日が来る、という
最善のストーリーに期待することにする。
調べてみたところ、胃瘻を付けて
7年以上も元気という人もいるようだから。
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