生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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ダメ人間と危険人間

2014-11-12 | 社会・法律・労働

「ダメ人間」「危険人間」衝撃
これら2種は明確に区別すべきだ、そう思うことが多い。

ダメ人間とは、おおよそ、
ニート、恋愛ニート、勉強・仕事ができない・しない、無気力、
コミュニケーション力がない……そんな感じの人々だ。

一方、危険人間とは、
いじめっ子、社畜、爆音バイクで走る人、ポイ捨てをする人、
そして、ほとんどの刑事事件の犯人たちのことだ。

最近の、特に日本では、危険人間に異様に甘く、
ダメ人間に恐ろしく厳しくなってきている気がする。

「努力が足りない」、「甘えるな」
「社会は厳しいんだ」の大合唱がその典型例と言えるだろう。


だが、本来はその逆であるべきだと思うのだ。
危険人間に厳しく、ダメ人間に寛容に……。

だから刑法をもっともっと厳しくしようという意見には賛成手(パー)

某ライトノベルのヒロインの言葉を借りれば、
「悪人に人権はない!」である。
悪人とは当然、ダメ人間ではなく、危険人間のことである。

海外では、不法投棄だけで死刑判決もありうるようだが、
そういう厳しさは評価できると思う。

一方、韓国の旅客船セウォル号沈没事故(2014年4月)において、
先日、職務放棄して自分だけ逃げた船長に死刑判決が下された。
これは、個人的には気の毒だと思う。
船長の行動は、危険人間としての行動ではなく、
ダメ人間としての要素が強いと感じるからだ。


精神的に弱くなったとき、誰しもダメ人間になってしまうリスクがある。
だからこそ、危険人間に厳しくする代わりに、
ダメ人間には、いつでも何度でも立ち直るチャンスが与えられるべきだと思うクローバー


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