生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で18年続いている老舗ブログです。

『#国は安楽死を認めてください』を真剣に考える

2024-09-07 | 人口を減らせ論
#国は安楽死を認めてください

これはtwitter(現X)で
定期的にトレンドに挙がり続けるワードだ。

国は「バカバカしくて議論する気にもならない」
という態度を貫くつもりかもしれないが、
私は真剣に議論しなければならないと思っている。

オランダやカナダよりも適用範囲を緩くして、
誰でもいつでも安楽死を使えるようにしてもよい
とさえ考える。

なぜなら、「いつでも死ねる」「いざとなれば死ねばいい」
と思うことで、生きる気力が湧いてくる
からだ。
一億総うつ病時代の日本では、検討の余地がある。
失敗も恐れなくなり、皆がダイナミックな人生を送れるだろう。

自殺は想像以上に面倒くさいものだし、
失敗すれば半身不随などになって、さらに苦しむ恐れすらある。

また、先日も横浜で
投身自殺に巻き込まれた女性が亡くなる事故があった。
ときどき起こるこういった悲劇もなくすこともできよう。


「残された人が悲しむ」という指摘があるが、
死=悲劇、という宗教観を払拭することも真剣に議論したい。

『死=苦痛のない世界へ旅立つこと』
と肯定的(或いは中立的)に捉えるのはどうでしょうか、
スピリチュアルや宗教関係の皆さん……。

誰もがいつかは死ぬ。
それなのに、死を否定的にばかり捉え続けるのもしんどい。

※ちなみに、もし誰でも使える安楽死を認めたら、
人口が減って国が機能しなくなると言う政治家も。
そもそもそんな国で恥ずかしいと思わないのだろうか……。


また、「死の自由」と同時に
「生の押し付け」についても考えるところがある。

少子高齢化した国では「産め産め」いうけれど、
家畜じゃあるまいし、安易な出産賛美には断固反対したい。

腐敗した家庭に産まれた子どもの悲劇を
真剣に考えているのだろうか。

劣悪な家庭に生まれることで、
理不尽な苦労したり、様々な虐待を受けることで
悪人に育つリスクも高まる。

もちろん後天的な悪人もいるけれど、
「劣悪な家庭に生まれる子どもをゼロにする」だけで
世の中から悪人の絶対数がかなり減り
世界がよくなっていくのではなかろうか。

※「苦労したからこそ偉人になる」という例もあるが、
それは結果論に過ぎない。
「震災を乗り越えて強くなれた」という例があっても
災害を肯定することはできないように……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする