一流の教師、二流の教師、三流の教師
とは何だろうか?
私が考えているのは、
三流:依怙贔屓する
二流:すべての生徒に平等に接する
一流:すべての生徒を、特別扱いされていると思わせる
人間は、誰でも特別扱いされたいものだ。
またベクトルは違えど、すべての生徒はオンリーワンだから
対応もオーダーメイドであるべきなのだ。
言うのは簡単だが実現するのは難しく、
私もなかなかできていないのだけれど……。
お店の店員さんにも同じことが言える。
何回通っても覚えてくれなかったり、
特別扱いをしてくれない店は
はっきり言ってしまえば二流以下だと思う。
一方で私が行きつけの某インド料理店は、
毎回必ずサービスをしてくれるようになった。
ドリンクを頼んでいないのに
ラッシーなどをプレゼントしてくれたり、
挨拶も「いらっしゃいませ」ではなく
「こんばんは」になった。
このお店は間違いなく一流だ。
(依怙贔屓でなく)特別扱いは、AIにはできない。
人間にしかこなせない奥義である。
臨機応変に特別扱いできる人は、どんなにAIが発達しようとも
重宝される人材になるだろう。