「あの~、喧嘩売ってます???」と目が点になった(笑)。
と同時に、「人のふり見て我がふり直せ」にしようとも思った。
ささいなことだけれど、
もやもやした、というかイラッとしたことがある。
とあるところで、食事&歓談をしながら名刺交換。
交換した相手たちは、
歓談中、その名刺をシワシワ、クシャクシャにし、
挙句の果てに置いて帰ったのだ。
一緒に置いてあった他の書類や筆記具は持って帰ったのだから、
忘れたのではあるまい。
これってどうよ……。
たいていの日本人は、悲しくなるのではなかろうか。
尤も、
名刺交換のマナーなんて、私もきちんとはできてる自信ないし、
けっこうテキトーである。
名刺を切らしたことも数知れない。片手で受け取ってしまったこともある。
そういう難しい話を抜きにしても、
相手からもらった物を目の前で破損し、
まして、それをゴミのように置いていく神経は
ちょっといかがなものかと思った。
同時に、いろいろな可能性を思索する。
・名刺交換のある仕事に就いたことがない?
・外国育ち?
・他人を思いやる躾を一切受けてこなかった類の人たちなのか?
・名刺を、割りばしの袋のようなものだと思ってる?
だとすれば、まったく悪気のない行動である可能性も考えられる。
私はといえば、小学生レベルの常識は身につけたつもりだが、
マナーに厳格な人からは「ありえない人」と思われてる可能性もある。
やはり、よりたくさんの人とうまくやっていくには、
マナーレベルは少しでもアップするべきだと考えさせられた。
また、空気を読んだり同調圧力に屈する必要はこれっぽちもないけれど、
どんな相手ともうまくやっていこうという最低限の社交辞令は必要だろう。
最近は、「本音をずけずけ言うのが格好いい」という風潮があるみたいだが、
それでは間違いなく、世界中が戦争だらけになって人類が滅びる。
みんなが本音を言ってもよいのは、
カピバラやセミみたいな生物の社会だけだ。