かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

8月に読んだ本

2008-09-15 13:33:21 | 映画・本・美術館
◆村田エフェンディ滞土録:梨木香歩
 少女には向かない職業:桜庭一樹
 うわさの神仏:加門七海
 梅原猛の「歎異抄」入門:梅原猛
 嫌われ松子の一生:山田宗樹
 八日目の蝉:角田光代
 陰日向に咲く:劇団ひとり
 聖徳太子の寺を歩く
 できればムカつかずに生きたい:田口ランディ

とくに気に入ったのは「八日目の蝉」でうわさどおり。ずんっとのこる。
「少女には向かない職業」ものこる。えらい賞を受賞すると本屋さんに関連本がならびますが、いちばん気になっていた作品。
「嫌われ松子の一生」といい、こんなかんじの本を図書館でかりては読んでいた8月。
ちなみに「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ:本谷有希子」もかなりすきだ。強烈な個性にかくされた本物の毒。読みごたえあり。

「村田エフェンディ滞土録」“滞土録”→トルコ滞在録です。戦争前後の話だけれど、現代の話かと錯覚するような、時代を感じさせない雰囲気をかもしだす。風変わりな仲間と交わされる言葉もいい。すきです。


~途中で挫折した本~
◆三四郎:夏目漱石
 ぐるりのこと:梨木香歩
 
・・・またチャレンジ!

スリランカをちょこっとたのしむ

2008-09-15 12:58:25 | 好きなもの
昨年はシゴトでいけず涙をのんだスリランカフェス。

日曜日の午後から参加。

もちろんウィッキーさんもいらっしゃいました。


今年のぞうさんはクッションカバーだけ。

ぞうさんポットなどもなかった。しょげ・・・


なもので、アーユルヴェーダのヘッドマッサージをうけてきた。


約15分で2,000円。最初はゆる~く、最後のほうは強めに。
肩や足などはマッサージするけれど頭はめったにほぐしませんね。
オイルを頭皮からしみこませることが重要とのこと。
終った後はカラダのタイプにあわせたお茶をいただきながらボーっとする・・・

東博で17日からはじまる「スリランカ展」がたのしみたのしみ。

杉本寺

2008-09-15 12:26:59 | 神社・お寺
土曜日、鎌倉へshort trip。
目的は建長寺での坐禅。

鎌倉を訪ねたのは5回くらいだろうか。神社仏閣を好きになってからは2度目。

報国寺
杉本寺
荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)
鶴岡八幡宮
建長寺

を巡った。

写真の杉本寺は是非また訪ねたい。

こじんまりしたお寺ながら、恵心僧都・慈覚大師・行基菩薩作の三体の十一面観音、毘沙門天、不動明王、そして運慶作の地蔵菩薩、十一面観音(源頼朝の寄進)などがあり間近に拝める(運慶作にはいろいろな説があるそうですが・・・)。あんまり近すぎて申し訳なくおもったり、どきどきしたりもした。

そして、写真の酔芙蓉(すいふよう)や、芙蓉が花咲くお寺。



734年に光明皇后の御願により、行基さんと藤原房前さんによって本堂が建立された坂東札所第一番のお寺。

写真の苔むした階段は本堂へとまっすぐつづくもので、すり減った石段がこのお寺の信仰と歴史を表すかのようにひっそりとそこにある。
(現在は使われておらず隣に新しい階段がありました)

なんだかあったかい気持ちになるお寺です。

※コチラの方のサイトがとても詳しく勉強になりました。