かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

機能なしからの復活

2007-08-28 12:50:23 | 耳鳴りと難聴
調子が悪いなどの自覚症状はあった。
左耳はわずかな聴力が残るものの機能を果たしてないと診断され、愕然としたのは3週間前のこと。
先生いわく、補聴器があわずに聴力がなくなったとのこと。完全に補聴器をやめ、薬を服用して改めて検査した結果、左耳の低音域が復活した!静かな場所での話し声なら、普通の人と同じようにきこえますよといわれた。不調な状態を放置せず、早めに病院にいったことが幸いしたのかな。天にも昇る気持ちで、スキップして鼻歌なんかうたいながら帰った。すごくうれしい。

たしかに3週間前の診断後からは、難聴の苦痛がすこし薄らいでいた。それは覚悟を決めた気もちのせいなのかとおもっていたら、実際にとおりがよくなっていたのだった。

いままで3件の病院をまわり、セカンド、サードオピニオンと求めたけれど、今回はおもうところあって1件目の先生を再訪した(補聴器のきっかけは3件目の病院)。検査も丁寧で、看護士さんは親身になって接してくれ、聞こえない立場をわかってアドバイスしてくれる。固まっていた心が氷がとけるようにとけていく。

「聞こえる人にはわからないのだから、聞こえるほうの右耳を相手にむけて、体のむきをかえて聞くようにしなさい。自分でかえなさい。」と婦長さん。
前回と同じく先生にいわれた言葉「もう聞こえないんだから、治らないのだから、聞こえる耳を大切になさい。」これも落ち着いて聞けた。そうなんだとおもう。希望をすてずにいこうとおもう。