「カブト」第24話を見たあと、23話を見直しました。
折り返し地点にさしかかりつつあるせいか、畳み掛けるように話が進みます。
箸を割るときの加賀美、意味無くハードボイルドです。
左右対称でない目のとぼけた演技がいい。
台詞は天道の初期の台詞の焼き直し。
ラーメン食べた後の加賀美、泣いてます。
加賀美はというか佐藤祐基さんの目は形も大きさも左右対称でないので、お澄まし写真のときは左右対称に見えるようにきちんと見開いています(でないとイケメンに見えない)が、演技のときは左右対称でないことを逆手にとったような表情がよいです。とぼけた顔も真面目な顔も目に独特の力があります。
天道はここ数話で色っぽさが増したように思う。23話でひよりを痛ましそうに見つめるときや24話で渋谷に行こうとする加賀美を止めるときの表情など。徳島のイベントで生天道(水嶋ヒロさん)を見たときには、なんと中性的な色香漂う美貌だろうか(多分、本人の意思とは関係なく漂ってしまうもの)と思ったもんですが、テレビでもそういう感じがあふれ出てきましたね。
声が裏返り、加賀美が渋谷に行くなら「倒すしかない」と言うほど本気で止めようとしている天道。4話や11話の頃の天道と加賀美との関係ではなくなっていますね。加賀美は天道と対等の立場になったから。長い道のりだったね、加賀美くん。
「バカな子ほど可愛い」系の寵愛はぼっちゃまに移ってしまったようです。
ぼっちゃまは愛らしさが増しまくり。なんだかんだ言って天道はぼっちゃまにつきあっているわけで、けっこう気に入っているのではないでしょうか。ぼっちゃまの不好吃(と言ってたか?)という発音は声が裏返っててラブリーでした。発音が正しいかどうかは不明。キャストオフ前のスパゲティ様触手もとっても可愛い。
渋谷で加賀美がひよりに「お前はもう一人じゃない。俺が傍にいる」と告白?あまり深い意味はない台詞なのかもしれませんが、加賀美は爽やかだしひよりの表情が微妙に嬉しそうで、お?と思わせられました。
「AREA X」に入る前の加賀美と入ったあとの加賀美はどこか違います。と思ったら髪形だ。耳が出ているし、全体的にボリュームダウン。うん、そのくらいがよいです。これまでは長すぎ、いや、ボリュームがありすぎましたよ。
天道と加賀美のダブル変身とライダーキック。全くノリが違う二人が面白かったです。
今回は三島がいらだっているのがわかって面白かったです。左目の下がひくひくしてましたものね。吾郎ちゃんと先生との関係とは全然違うわけだ。いつか、あの上司を裏切る日が来るのでしょうか。
さあ、来週は風間が再登場。どーなりますか。