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「秀でてはいけない&かといっても劣ってもいけない」人生

2010年03月30日 14時08分18秒 | いじめについて

今日は、私のテーマ別歴史というか、いじめを経験した人の心の闇についての話です。

 

 

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2月に「スーパーマリオブラザーズWii」を購入し、つい先日、クリアできました!!sun

最後のクッパから逃げるのに苦戦しましたが、なんとかなりました♪coldsweats01

ゲームクリア後は、スターコインを集めて、9面で新しいゲームをやれるそうなので、今、ちまちまとスターコインを集めています。cat

 

私はあまりゲームに興味がなく、中学から最近まで全くしていませんでした。

しかし、結婚してから旦那がすごく楽しんでゲームをするものなので、「ゲームって面白いものなのか?」と感じ始め、CMでWiiFitを見て、「ちょっと太っちゃったから、WiiFitやってみたいな~」と行ったら、あっさり旦那も「うん!Wii買おう!」と言ってくれて、3年ほども前にWiiを購入。

その後、WiiFitだけはやっていましたが、いわゆるゲームらしいゲームはやっていなかったのですが、小学校のころにやっていたスーパーマリオのゲームの復刻バージョンのようなソフトが売りだされるということを知り、気軽にお店に行ったら、売り切れ続出なので「これは面白そうなゲームなんだろうな!やってみたい!」と感じ、ついにゲットしました。

やってみたら、ハマるハマる。

内容が面白いだけでなく、小学生のころに出来なかったことが出来、小学生時代にぽっかり空いた心を取り戻しているような気分で好きになりました。

 

どういうことかというと、私って接待ゲームしかしてなかったんですよね、無意識に。coldsweats01

当時は最新ゲーム機(スーパーファミコン)を持つことができる家庭って少なくて、最新機器(スーパーファミコン)を持っていたウチの家に、自然と友達が集まったんですね。

子どもって残酷だもので、秀でている子やずば抜けて出来ない子には攻撃をするし、妬みを持った相手にはひどい物言いをします。

 

最新機器を持っていたウチの家庭(さらに大きい家でもあったため)、妬みの対象でもあり、私は当時あまり学校の成績は良くないし今思うとかなり個性的な子だったので蔑みの対象でもあったんですね。coldsweats02

でも、私自身はそれを気がつかなくって、また友達と遊びたい年頃だったので、友達が「あんたのところでゲームしたい」と言ったら、喜んで家に呼んでいました。

 

それで、ゲームが上手に出来ると「家にゲームがあるから、良くできるのは当然じゃん!あんたは私たちが帰ってもゲームできるんだから、私たちにゲームさせろ!」と言われ、逆にゲームができないと「家にゲームがあるのに私たちより出来ないなんて、馬鹿でしょ!宝のもちぐされだ!あんたとゲームやりたくないから、うちらだけでやらせて」と怒られました。

そのときは、「なんてひどいことを言うの!」と相手を非難する気持ちがなくて「私がいけないんだ!」と本気で落ち込み、ゲームが上手に出来るように努力をし、そのうち、一緒にゲームをする相手に合わせてゲームする術を覚えました

しかし、小5のときに、その妬みと蔑みがさらにアップしたうえに思春期まっさかりの時期なので、いじめに悪化。

幸い、いじめていた子が私の家によく来ていたので、言葉の端々に感じられるトゲに母がいち早く気づき、「その子たちといて、気持ちがよくないなら、一人で生きる方を選ぶこともできる」と母が言って、私を救ってくれました。

その後は、マンガと勉強に打ち込み、どんどん成績が上がり、そのあとで、中3の公民で基本的人権を習って「相手がやったことは小さな人権侵害だった。」とやっと心から相手を憎むことができ、中3・そして高校に入って、初めて心から許せる友達ができ、大学で詳しく歴史を多角的な視野から勉強することで「人の心の闇と相手も悪いが私にも落ち度はあった(でもそれでもいじめをする方が格段に悪い!)」を認識することができました。

ということで、私にとっての「ゲーム」は「苦痛」で、たとえ人間関係が円滑になってもそれは「疲れるもの」でしかありませんでした。

高校時代のお友達とするゲームだけが唯一楽しかったのですが、そのときは、自分が接待ゲームをしていたために今まで楽しくなかったことには気がつきませんでいた。(お互いスマブラで容赦なく戦っていて、楽しかったな~。また一緒にゲームもしたいなぁ。)

しかし、小学校のころにやったものとほぼ同じ形式をすることで小学生のころの違いがはっきりわかり、私の出来がどうあれ「一緒にがんばろう!」と言ってくれる旦那に癒され、初めて「ゲーム」は「楽しいもの」だと感じることができたのです。

実は、旦那より、私の方がゲームをクリアする点では秀でていました。(旦那は作戦を立てるのが得意)

それで「よしココは君にまかせた!」と私を信頼して、ゴールするのを託してくれるし、私が苦手なところ(水中で泳ぐ系が苦手)は、「ここは僕が敵を露払いしておくから、君はとにかく進んで!」と言われたり、お互い背中を向けあいながら信頼して戦うことができるんですね。

そうすると、「100パーセントの力を出していいんだ!」と心の固まりが取れ、100%の力を出す気持ちよさ、を満喫できるのです。

 

ゲームだけでなく、

小学校~中学校時代での苦い経験から、

「秀でてはいけない&かといっても劣ってはいけない」

という気持ちがあり、テストの点数は隠し(聞かれたら答えるけど)、家でしか勉強をしず(図書館とか友達同士とで勉強しない)、塾は遠いところに行き(バス・電車で50分ほどの予備校)、勉強以外は相手のレベルに合わせて動いていました。(勉強は好きだったし、受験もあったから、嫌いな相手よりも高いレベルに達すれば、選べる学校の幅が広がるんで)

 

でも、まわりは大人になったので、相手の良いところも悪いところも見分けれるようになっているだろうし、今よく会う友達や旦那はとても信用できるので、今は100%の力を出して生きても良いんだろうな~と、感じ始めてきました。

なので、いろんなことに、相手との差は気にせず、100%の力を出して頑張って、ダメなところはダメだ!とスカっとした気持ちになりたいです。happy01

 



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