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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

90年代の名車たち

2020-09-18 05:57:07 | 乗り物
くるまのニュースより。

<ドライビングがスポーツだった!? アナログだけど優れたハンドリングの車・3選>
近年、クルマの安全性能は飛躍的に向上し、とくにコーナリング時の姿勢制御やブレーキ制御に電子デバイスが介入することで、安全かつスピーディになりました。
一方で、ハイテク装備が充実していなかった頃でも、優れたハンドリングのモデルも存在。
そこで、アナログだけどコーナリングマシンと評されたクルマを3車種ピックアップして紹介します。
詳細⇒https://kuruma-news.jp/post/295185

この記事で取り上げている3台は、いずれも思い出があります。

まずオーナーだったクルマから。
初代プリメーラ(画像)は約4年半所有し、乗り回しましたが、ソリッドでシュアなハンドリングは当時のFF車で世界最高水準と評されました。
あの独特なフィーリング、とくに回り込んだコーナーでのフロントの食いつきは異常なレベルでした。
エンジンは極めて実用的なものでしたが、スポーツ走行にも過不足なく応えるもので、総じて満足度は高かったです。
ただ冬道(氷雪路)でのハンドリングは、前後バランスの関係なのか、常にアンダーステア傾向があり、ドライ路面ほど楽しくはなかったです。

インテグラtypeR(通称96スペック)は従兄弟が乗ってましたが、レーシングカーのような切れ味は他の追随を許さぬもので、あんなスパイシーな市販車はもう出てこないでしょう。
ハンドリングはカミソリ、エンジンはパンチ力の塊といった雰囲気で、峠では最速を誇った1台。
VTECのハイレブ領域での豹変ぶりは凄かったなぁ。
なおかつ、車重も軽く、コントローラブルだったのも印象に残っています。
基本的に、ドライ路面専用というセッティングで、雨なら(FFらしからぬ)幾分トリッキーな動きを見せました。

初代ユーノスロードスターは当時勤めていた会社の後輩が乗っていて、スペック上は際立つものはなかったですが、しっかり荷重移動させると面白いクルマで、操り方(運転技量)を試されていたように思えました。
そんなにスポーツカー的な乗り味ではなかったですが、各操作が噛み合うと、このクルマの良さが出てきましたね。
ドライビングの奥深さというか、運転のスキルが問われる1台だった気がします。

いすれもMTで操作することが必須で、ハイテクとは無縁なクルマたち。
この3台は、90年代半ばに燦然と輝く日本車といえるでしょうね。