毎日新聞より。
文部科学省を巡る接待汚職事件に関与した元コンサルティング会社役員から飲食接待を受け、辞職した前文科省初等中等教育局長の高橋道和(みちやす)氏(57)が2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会入りする。3日、関係者が明らかにした。
高橋氏は15年10月に発足したスポーツ庁で長官に次ぐ初代の次長職を務めており、スポーツ行政の手腕が評価された。大会開催を翌年に控え、準備を加速させるための組織強化とみられる。
高橋氏は昨年9月、国家公務員倫理規程に基づき減給の懲戒処分を受け、辞任を申し出ていた。<了>
どうしてこうなるの?
適任者かもしれないが、辞任した経緯もあるわけだし、社会的にも示しがつかないはずだ。
身内に甘すぎるのは世の常とは言え、納得できる理由はないし、オリンピック(そして、パラリンピック)とは何なのか?と思わざるを得なくなる。
要は都合がよい天下り先であり、大義名分のある受け皿のひとつでしかないのだろう。
また既得権益を有する一部の人たちにとって、甘い汁を吸える美味しい場所なんだよね。
一般国民にとって、あまりにバカバカしくなる話ではある。
ボランティアの件も含め、オリンピックやパラリンピックに少しでも期待したのが馬鹿だったし、恥ずかしくなるね。反省せねばならないし、今後の教訓にしないと。