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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

スポーツ指導者

2018-03-22 06:54:00 | スポーツ

この前の週末、某所でサッカー少年団の練習試合を目にしたときのこと。

試合内容やプレイよりも指導者(監督やコーチ)の言動など姿勢が気になった。

それは相変わらず、ピッチサイドからのアドバイス(指示)が否定から入っていること。そして命令口調であることだ。

そのチームや試合の狙いが何かで異なるが、ますは楽しくサッカーをすることが第一ではないだろうか。とくにジュニア期はそこが基盤になるはずである。

練習試合を見ていると、選手たちがあまり楽しい感じではなかった。またプレイ中の声掛けも少なく、全般的に萎縮した雰囲気だった。両チームともそんな感じで、常に監督に怒られ(怒鳴られ)ないかと、どこか不安げな感じが漂っていた。

監督も「○○だろ!」とか「△△しろ!」ばかりで、肯定的な言葉はあまり聞かれなかった。同じ指示をするのなら、もっとポジティブでやる気の起きる方法はあるのに。あと指導(指示)にメリハリがないから、試合展開にも伝搬していた。

あれは監督の責任だね。やはり監督(指導者)の力量以上にチームは成長しないのだ。

あとは選手たちに任せる部分(裁量)を与え、クリエイティブにさせたら発展性が生まれるはずだ。子供(小学生)とはいえ、考えやイメージはあるはずだから。

スポーツは基本的に自由なもの。自由なものには責任が生じる。そこには自覚が生まれ、成長が促される。指導者はあくまでも導き役であり、サポートする役目でしかないことを理解すべきだ。

それが多くのスポーツ現場で見られるようになれば、この国のスポーツは大きく発展、成長するであろう。

指導者向けのプログラムの充実は必須ですね。でも形式的なものではなく、実務的でマインドに響く(落とし込める)ものが必要です。