朝日新聞より。
各地の小学校、中学校で4月から7月にかけて実施中の「全国体力調査」で、圧倒的な成績を誇るのが福井県だ。過去8回の調査で、小学5年男女はすべて1位。中学2年も1位が男子で3回、女子で5回ある。その秘密はどこにあるのだろうか。
4月下旬、福井県内であった小中学校の体育科と保健体育科の研修会。県教育庁が全国体力調査の結果分析や、2013年から取り組む、1日1時間は体を動かそうという小学校での試みについて説明した。その後、休み時間を延ばして体力作りをする「業間体育」などについて、現場の教員同士が話し合った。
「業間体育」は福井の特色とされているが、同様の取り組みは全国に広がっている。県教育庁の担当者は「昔ながらの取り組みを続けているだけで、他と比べたら遅れているかもしれない」と話した。
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教育現場での取り組み方に工夫があるのと、常に情報交換と意識レベルの確認が成されているようだ。
記事にもあるように特別なことをしているのではない。昔ながらの取り組みを続けているだけ。
ただ、そこには子どもたちを飽きさせない創意工夫があり、体力づくりの重要性を子どもたちや保護者にもしっかり認識させているはずである。極めて当たり前のことなのだが、こういうことの積み重ねが結果的に「圧倒的な差」を生み出す。
この福井県や秋田県などは、学力も体力の毎年のように上位に名を連ねる。地域風土もあるかもしれないが、やはり人間の取り組む姿勢次第なのだと、この記事からも感じられる。
他の都道府県もいいものは見習うべきじゃないのか?北海道は今すぐに着手しないと…。