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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

挑戦権獲得

2016-01-19 09:33:55 | スポーツ
朝日新聞より。

東京都大田区の町工場の技術を結集した国産そり「下町ボブスレー」がジャマイカ代表とともに、2018年の韓国・平昌五輪を目指すことになった。
16日、ジャマイカ代表が長野市のそり競技場で試走し、採用を決めた。
下町ボブスレーのプロジェクト推進委員会が明らかにした。

下町ボブスレーは、日本の町工場の技術力を世界に示そうと2011年、大田区の中小企業が集結してプロジェクトをスタート。
目指したのは、日本代表による採用。
だが、2014年ソチ五輪で不採用に。
改良を重ねたが、昨年11月、平昌五輪でも不採用が決まった。

メンバーは各大使館にも技術力をアピール。
関心を示したのが、1988年カルガリー五輪での挑戦が映画「クール・ランニング」になったカリブ海の島国・ジャマイカだった。
世界的な注目を集めるチームの採用にプロジェクトの責任者、細貝淳一さんは「下町の技術が認められてうれしい。二人三脚で五輪を目指したい」と話した。<了>

昨年11月に日本連盟から不採用通知が届き、個人的にも残念に思っていたところに、いいニュースが入ってきました。
下町ボブスレーはまだまだ発展途上なのですが、現状でもかなり速いといわれています。

本来であれば、日本のモノづくり(技術)と日本の選手たち(連盟等も含む)の「オールジャパン体制」でチャレンジするのがベターだと今でも思っています。
世界へのチャレンジという意味でも、ストーリー的にも有意義だと思えます。
それなのに…。
何とも歯がゆい限り。

日本連盟が下町ボブスレーを採用しないと決めた理由としては、実際にテスト(滑走)する機会が少ないとか、ポテンシャルに確信が持てなかった(世界と戦えない)など、いろいろあるようですが、ここは将来を見越して、連盟と下町ボブスレーが相互に連携していくことを選んでもらいたかった。
言い方は良くないけど、今でも世界と競うレベルではないのだから…。

話を戻して…
一時は落胆した下町ボブスレーの皆さんも新たな目標が決まり、士気も高まっていることでしょう。
2018年に向けて、一気に駆け抜けて、好結果を得てもらいたいものです。
いっそのこと、下町ボブスレーを使ったジャマイカが、使わなかった日本より上位フィニッシュできればとも思っています。
でも、そうなれば日本連盟はどう言い訳するのでしょうか?
ちょっと注目ですね。