先日の新聞記事より。
中学、高校の運動部活動で、指導者の半数近くが担当教科が保健体育ではなく、その部活動の競技経験も持たないことが8日、日本体育協会が公表した「学校運動部活動指導者の実態調査」で分かった。
競技スポーツの裾野を支える部活動の脆弱な指導体制が浮き彫りになった。
調査は今年1~2月、無作為抽出した全国の中学校600、高校400の計1000校を対象に実施し、7割に当たる約8500人の指導者から回答があった。
体協によると、部活動の指導実態調査としては過去最大規模という。
専門が保健体育ではなく、当該競技の経験もない部活動指導者(専門外指導者)は、中学校で45.9%、高校で40.9%を占めた。
また、中学校で13.7%、高校で18.2%の指導者が生徒に実技指導を行っていなかった。部活動指導での悩みは中学、高校ともに「校務が忙しくて思うように指導できない」が1位だったが、専門外指導者に限ると「自分自身の専門的指導力不足」がトップに替わった。
調査に当たった松尾哲矢・立教大教授(教育学)は対策として、「公認指導者資格制度での研修で教諭の専門性を高めてもらうことと、外部指導者の積極登用の両方が必要だ」と指摘した。<了>
競技経験はあるに越したことはないけど、そこまで重要度が高い必要性があるのだろうか?
そして、学校の教員にそれを求めてしまうのか?
個人的には、ちょっと違うような気がします。
経験や知識を求めるのなら、民間人(スポーツトレーナーや指導の有資格者)を活用したらいいじゃないか。
有能な人材はたくさんいますよ!
そして、学校の部活動に求めることは何なのか?
この記事でも触れられているように、競技スポーツの裾野を支える(=一端を担う)役割なのか?
正直、その表現に違和感を感じる。
やはり教育の一環として、するべきことじゃないのか。
私は高い競技レベルを求めるのなら、それなりの指導者のもとでしっかり練習すべきだと考えます。
柔道をはじめとする中学校での武道の授業導入の際にも論じられましたが、学校の内部だけでは無理なような気がしています。
もし学校の部活動で、高い技術性を求めるのなら、専門的な知識や経験を有する人たちを積極的に活用するべきだと思っています。
その方が誰にとっても有益なことにつながるように思えるのですが…。
中学、高校の運動部活動で、指導者の半数近くが担当教科が保健体育ではなく、その部活動の競技経験も持たないことが8日、日本体育協会が公表した「学校運動部活動指導者の実態調査」で分かった。
競技スポーツの裾野を支える部活動の脆弱な指導体制が浮き彫りになった。
調査は今年1~2月、無作為抽出した全国の中学校600、高校400の計1000校を対象に実施し、7割に当たる約8500人の指導者から回答があった。
体協によると、部活動の指導実態調査としては過去最大規模という。
専門が保健体育ではなく、当該競技の経験もない部活動指導者(専門外指導者)は、中学校で45.9%、高校で40.9%を占めた。
また、中学校で13.7%、高校で18.2%の指導者が生徒に実技指導を行っていなかった。部活動指導での悩みは中学、高校ともに「校務が忙しくて思うように指導できない」が1位だったが、専門外指導者に限ると「自分自身の専門的指導力不足」がトップに替わった。
調査に当たった松尾哲矢・立教大教授(教育学)は対策として、「公認指導者資格制度での研修で教諭の専門性を高めてもらうことと、外部指導者の積極登用の両方が必要だ」と指摘した。<了>
競技経験はあるに越したことはないけど、そこまで重要度が高い必要性があるのだろうか?
そして、学校の教員にそれを求めてしまうのか?
個人的には、ちょっと違うような気がします。
経験や知識を求めるのなら、民間人(スポーツトレーナーや指導の有資格者)を活用したらいいじゃないか。
有能な人材はたくさんいますよ!
そして、学校の部活動に求めることは何なのか?
この記事でも触れられているように、競技スポーツの裾野を支える(=一端を担う)役割なのか?
正直、その表現に違和感を感じる。
やはり教育の一環として、するべきことじゃないのか。
私は高い競技レベルを求めるのなら、それなりの指導者のもとでしっかり練習すべきだと考えます。
柔道をはじめとする中学校での武道の授業導入の際にも論じられましたが、学校の内部だけでは無理なような気がしています。
もし学校の部活動で、高い技術性を求めるのなら、専門的な知識や経験を有する人たちを積極的に活用するべきだと思っています。
その方が誰にとっても有益なことにつながるように思えるのですが…。