buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

お好み焼きとどんどん焼き

2011年06月02日 | 食いしん坊



友人と会って食事。
お好み焼きを食べました。

お好み焼きの共同作業が楽しい、、、(?)
お店の人の話によると、①具を炒めている間に、下になるお好み焼きの丸い台を焼く(約3分)
②具を①の台の上にのせる ③上になるお好み焼きの台を焼き、②の上にのせる。
④ひっくり返して3分焼く。⑤出来上がり

昔、私の母は『お好み焼き』のことを『どんどん焼き』と呼んでいました。
どんどん焼きは東京下町の味で、昭和30年代から40年代にかけて屋台で売っていたものを指すようですが、
母のどんどん焼きは、ぱりぱりで、中に長ネギや干しえびが入っていたような気がします。

『どんどん焼き』については作家で食通の池波正太郎氏の食卓について書かれた 
「池波正太郎の食卓」
新潮文庫
佐藤隆介・近藤文夫・茂出木雅章(著)に記述があるようです。

お好み焼き>どんどん焼き>もんじゃ焼き という序列で
もんじゃ焼きが最も下町っぽいという人もいるようです。

さて、話を戻しますが、今日は
お好み焼きを焼いている間、もっぱら友人の悩みを聴きました。
友人は所属する伝統校のトップに就任するようなのですが、実は全然やりたくない、、、。
最近は顔色も冴えません。

いつもは逆の立場で、私の悩みを聞いてもらうのですが、、、。

おいしいものを食べておしゃべりしていると、その時だけでも元気になるみたいです。
友人はだんだん快活になってきました。

9時過ぎに
駅のホーム上で別々の電車に乗りました。
私の方が一足先に電車に乗りましたが、窓から友人を見ると、またもとの憂鬱な顔に戻っていました。

だいじょうぶかな~。
でもね、きっとだいじょうぶでしょう。きっとね。
友人はもともと力のある人ですから。




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