大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

雨です つれづれに・・・

2007-08-16 07:57:12 | 07年度
連日の快晴猛暑でしたが、今朝は小雨です。昨夜は遅くまで近所の農家のコンバインの収穫作業の音が聞こえていました。雨を予想していたのでしょう・・・。

私も札幌組を送り、8時近くに自然学校に戻りました。千歳送りのスタッフが帰ってきたのは夜10時過ぎ・・打ち上げも佳境に入っておりました。 私は、ちょっと疲れて 彼等が帰ってきてから 早めに就寝・・・

そして、朝・・・

時計が壊れてしまって、時間が戻せず、ひとりサマータイムをしています。もう朝の8時、朝食時間なのですが・・・誰も起きてきません・・・・ なんとなく、そう、なんとなく・・・ぼんやりとした朝です。

 自分の感情がつかめない・・・。 

嬉しいんだか、悲しいんだか、せつないんだか、ほっとしているんだか  こんな余韻にひたれるのも珍しいなあ・・私としては。

9回目の長期村でした。
ある知り合いから、「まだ、長期村やっていたんですか!」と驚かれました。

10年前に文部科学省(当時は文部省)の肝いりで 東京で実験的に実施された夏休みの30日活動。その結果、子ども達への長期の体験活動の重要性が成果として取り上げられ、翌年から国のバックアップもあって全国で始まりました。 最初の頃は、文部省の補助金がドンとついて、全国で確か、2週間以上の活動が200箇所くらい展開された時期がありました。

しかし、その当時から ずっと・・・連続して実施しているのは、ここ、黒松内ぶなの森自然学校だけだと思います。

20日間もの活動に お子さんを参加させてくださる 保護者の方々にまずは感謝申し上げます。参加者がなければ、成り立たない活動ですから。 そして、20日間も家庭という「安心の領域」から出てきて、「未知の領域」で合宿生活を送った子ども達に 大拍手です!!


その知人は続けて言いました。
「スタッフ、ボランティアを確保するのが難しい・・」と・・

そうなんです。20日間もの夏休みの活動に参画してくれる大人を集めるのはけっこう大変なことです・・。 そんな中で、結集してくれたスタッフ、ボランティアには本当に感謝しています。 参加する子ども、送り出してくれる保護者、そして受け入るスタッフがいなければ、長期村は成立しません。

今回は、諸般の事情から、文科省系の補助金、その他の補助金も受けませんでした。民間の助成金もありません。ちょっと高いかなというお値段になってしまった参加料だけで運営しました。 ですから、自然体験型環境教育や野外活動のプロは例年よりグッと少ない中で運営されました。

ボランティアスタッフさん達が大勢いたのです。本当に感謝です。

全日程を参加したスタッフは17人。
たーぼ、まむ、まりこさん、ばんび、おっちぃ、じゃいあん、しずか、きっく、ちえ、しんいちろう、まめ、ヨルン、かめちゃん、なな、たかぎぃ、さっちゃん(サラ)、かんかん

10日以上の参加は、鬼軍曹BOh2、おーさか、よっしぃ、はっち、はぎ、ひっぴ、
そして、皆川さん、かいさん、あやか、せぽ
給食ボランティアには、岡本喜三雄さん・ゆきえさんご夫妻、土橋さん、五十嵐さん、和泉さん、山内さん、

大学生、台湾実践大学観光産業系の実習生3人、国際ボランティア組織NICE経由で、日本語を勉強しているイタリアの学生さん、韓国の小学校の先生、黒松内の学校の先生、これから教師や医者を目指す人、転職を機会に来た人、こういったことを仕事にしてゆきたい人、ベテラン主婦の人、合計33人もの大人が関わってくださいました。 その年齢層は10代から70代までの 異世代によるコミュニティでした。

一方、プログラムのおけるスキルや子どもに関わるスキルは、そのため(申し訳ありませんが)言ってみれば野外活動の初心者が多かったのです。 ですから、スタッフにとってもチャレンジだった3週間だったのです。

しかし、1泊2日の子どもプラン活動や2泊3日(準備も含めて5日間)のチャレンジのプログラム内容は、過去8回の実施内容に比べても、いささか劣ることもなく、むしろ、「質」が高いものが展開できたと 私は今、評価しています。

ですから、コーディネーター役でもあった 私としては・・・、
6月くらいから、私自身の体調に少々不安であったことも含めて、9回目の長期村は、ぶなの森自然学校にとっても、マネージメントの新たなチャレンジでした。

その成果は・・、これだけのことが展開できたのですから、80点といきたいところですが、ちょっと謙遜して 75点!! です。

来年、10回目を開催する 自信がつきました。

「みんなで作る長期村」

黒松内ぶなの森自然学校に たくさんの人が集い、「自分にとって」そして、「誰かにとって」素敵な関わりあいができる 長期村、そして自然学校を続けてゆきたいと思います。

みなさん、本当にどうもありがとうございました。

黒松内ぶなの森自然学校運営協議会
代表(運営委員長)
高木晴光

今の人員構成に・・・・幼児や赤ちゃん、その親御さんも参加できれば、より理想に近いかなあ・・・

(まだ・・・考えてんの・・・ と カミの声・・・)

おっう!! 全国からやってきた ベイビィ !! 心のアルバム大切にするんだぜぃ! 
 また、夏に黒松内で会おうぜ!
まってるぜぃ!!




                   

閉村式

2007-08-15 11:40:51 | 07年度
ただいま、2007年長期自然体験村を閉村しました。

                    

今日も海に行きたい、カヌーで水遊びをしたいくらいの猛暑です。玄関先の日陰の温度計が35度です。修了証書を渡し、スタッフの感想を述べ、子ども達からも少しでしたが感想をもらい、全員で「翼をください」を大熱唱。 涙・・涙・・です。

     

 2番の歌詞がいい・・・
 ♪ 子どもの時 夢見たこと  今も同じ夢みている ♪

最後は、あやしいオジサンが登場して、恒例の 盛大な三本締め!!

                  

人には「安心の領域」がある、その領域から出てみること・・すると いろいろな気づきや経験があり、新しい自分を成長させることができる と チャレンジの前に子ども達に話しました。 成長した子ども達は、この長期村が今、安心の領域になりました。 つまり、安心の領域が大きくなったのです。

今回の体験は、必ずや人生の糧になるでしょう。

一番遠くからきた えみちゃんが 飛行機の関係で先に出発しました。

                 

自然学校時間13:00 千歳空港行き第2便
それを見送ってから 札幌行き便が出ます。

皆さんを送り届けて 07年長期村が本当に完了となります。

                 





                    

閉村前日・・・

2007-08-14 21:37:33 | 07年度

◆海へ
今日も暑い日でした。全体にまったりムードの朝。海に行くという計画にはちょっとブーイングがおきましたが・・・強行に全員参加。 こんなに暑いのに海に最後に皆で行かないことはないでしょうという、村長権限を行使!!

お馴染みの政泊港に着き、ターボの号令にもノロノロと皆動き出しません。港でウニの殻むきをしている漁師さんが「うるせぇなぁ・・」という独り言を聞きつけて、車を降りて座って動かない子達をさらに、強制移動・・・

でも・・・そうでしょう・・ 行ってしまえば 遊ぶんです 子ども達は・・きっかけを作れば、ほとんどの子達が再び海の中へ、ダイビングに、釣りへ・・・ 長期村最後の夏の海を思いっきり(とまでゆかずとも・・・)楽しんでいました。

◆さよならパーティ
 今年初めての試み。みんなで準備する「さよならパーティ」をコンセプトにしました。会場設営係り、大きな寄せ書き台紙づくり、お楽しみクイズ係り、薪係り、子ども一品係りに分かれて作業をしました。



 まだ日がある時間から始まり、差し入れに頂いた肉やら寿都の新鮮な魚介類などのバーベキュー、子ども達が作ったお菓子や餃子各種などなどを楽しみました。そして、長期村であった出来事のクイズ大会で盛り上がり、イタリアの童謡を歌いました。

19日間のスライドが上映される頃は日も落ちました・・・



***
早くも ちょっと涙を流している子もいます・・・

中学生が中心に少しばかり 焚き火を囲む時間を許しています・・・・。

***
明日の使命は、全てを片付けて、お子さん達を無事、帰宅させることです。



チャレンジ「ビーチ・ミックス・バス in 浜中海岸」

2007-08-14 07:47:20 | 07年度
「ビーチ・ミックス・バス in 浜中海岸」
子ども8人、大人(でっかい子ども)3人で、
海岸にでっかい温泉を作るチャレンジをはじめました。


初ディレクターの“おーさか”に、みんな
「大丈夫~?」といぶかりながらもスタート!



◆1日目「バス作り」

でっかい砂浜に、温泉予定地を設置。
「ここにでっかい温泉つくるぞ~!」


ここからは2チームに分かれて行動。
風呂の穴ほりチームと、トンネルわき道での石とりチーム。


穴ほりチームはみごと3時間でほりつくしました。
でっかいコンパネが4枚入るサイズ。
バッチリです。



石とりチームはヘビに出会いながらも、
大人のこぶし2個分くらいの石を80個(!!)ゲットしました。
車も石で満載です。


しかし、暑い!!!


◆2日目「ミックス集め」

この日は島牧の賀老の滝へ。
神秘の水「ドラゴンウォーター]
長命薬膳「木の葉・木の実」
命の清流「千早川の水」
をゲットしに行きました。


子どもにとっては、18リットルの水は重い!
自分の体重の半分以上あります。
みんなで運びました。がんばった!

とてつもない暑さなので、しばし休憩。
温泉作りは最終日に持ち越すことに・・・。


◆3日目「ビーチ・ミックス・バス!」

昨日のうちに張った水に、フナ虫が泳いでいたのはご愛嬌。
1日目に拾った石を焚き火で焼いて、風呂に投入。
続いてドラゴンウォーターや木の実も投入して、
露天風呂が完成!!
いざ、入浴。

・・・・・・・・・・・・ぬるい?

じゃあ海水と比べてみようと、海へ。
「つめたーーい!」
再び温泉へ。
「あったかーーーーーーーい!!」
子どもたちのテンションも一気にMAX!



発表時の子どもたちの感想が印象的でした。



「今までで一番過酷なチャレンジだったけど、いいチャレンジだった。」

<文:おーさか>

静かな朝

2007-08-14 07:05:30 | 07年度


さわやかな夏の朝です。 今日も暑くなりそうです。長期村一日活動最後の日です。休養日という噂が一部にありましたが・・、完全否定を昨夜しました。

昨年まではチャレンジから帰って来て、片付け、報告の準備、帰りの片付け、そしてさよならパーティと慌しく過ごしました。 ですからお昼までにチャレンジを終了しなければなりませんでした。 怒濤のような最終日前日を過ごしていたのですが、今回は3日間をフルに活用できるようにしたので、余裕が出ています。

ゆっくりとスタッフともふれ合い、信頼関係が深まった仲間とももう丸一日過ごせるわけです。 朝食の鐘がなりました。 校舎内はのんびりとした空気が流れています。

朝食後は、全員で再び、長期村最後の海活動、飛込みができる政泊港へ行きます。全員が飛び込まなくてもいいですが、ダイナミックに遊んで締めくくりです。
そして、午後は身の回りの整頓(濡れ物がそのまま一部お持ち帰り、宅配になりますのでご勘弁ください)、夕方のさよならパーティの準備を皆でします。

それにしても・・・
ジュリエット ジンギスカンに そのまま なっちゃうぞ!!  木陰にいけないのかなぁ・・・ (見てこよう・・) いろいろ心配が尽きない私です。

(たかぎぃ)

チャレンジ!クマっちゃわないように秘湯へGO!!

2007-08-14 00:04:46 | 07年度
『クマっちゃわないように秘湯へGO!!』チームは、
島牧村を流れる泊川の源流の一つ、小金井沢の上流にあると言われている
『金花湯(小金井沢温泉)』を目指しました。
中学生4名、大人4名。中学生は野外に慣れているメンバーが揃いました。
役場に問い合わせたり、インターネットで情報を収集しても
「クマの巣」「林道の迷路」というものばかり・・・。地形図上にも温泉も林道も載ってなかったので、
頼れるのはインターネットの曖昧な情報だけでした。

<チャレンジ前日にはクマ遭遇時のトレーニングも!>




だいたいの場所とルートに目星をつけ、
山道往復約50㎞のチャレンジが始まりました。
テント泊をする予定の沢にたどり着けないことも想定し、
水も担いだので一人平均18㎏くらいのザックを背負って出発です。


<出発地点のゲート脇には「ヒグマに注意!」の看板が>

出発直後はみんなの緊張感も高まり、静かです。
大人のクマよけの「ホー」という声が響きます。



<林道には分岐がたくさんありました。ホントに迷路みたい>

林道の分岐地点では地形図とインターネットの情報を照らし合わせ、
道迷い防止にピンクのテープを木に巻きつけながら慎重に進みます。
徒歩なので一回間違えると温泉にたどりつかなくなる可能性も
あるので、皆真剣です。

大きな道迷いもクマに会うこともなく、1日目は7時間かけてテント場に到着しました。
林道といっても廃道なので、やぶが覆っていたり地面ががたがただったりするので
橋の上でテント泊をすることになりました。


<クマにおびえながら夕食の準備をします>

2日目、快晴。朝食を食べておにぎりを作り、秘湯に向けて出発!
進んでいくと、本当にクマが出そうな道になってきました。
みんなで大声を出します。
獣のようにほえまくっている子どももいました。


<だんだん藪が深くなってきた>

ルートの正確な情報がないので、本当にこの道で良いのか?
真剣に悩みました。迷ったら、温泉どころか遭難するかも・・・
それらしき道を歩くこと4時間、
沢を渡渉し、藪を漕ぎ、突然その秘湯は目の前にあらわれました!!
「あった~!!!」「イヤッホ~!!!」

<ここが金花湯!>

速攻水着に着替え、湯船に飛び込みました。
12時間歩いた甲斐がありました。結構暑かったけど、最高!!

もちろん天然の温泉ですが、
湯船のようになっているくぼみが3箇所ありました。
深くて広めの湯船はお湯が熱くて入れません。
写真の2つの湯船は膝くらいの深さで断崖絶壁の上にありました。
湯の色は淡いブルーです。




温泉で2時間遊び、ついでに沢遊びもしたので
テント場に帰り着いた時にはみんな結構疲れていました。
それでも夜はトランプ大会。
夕食のコーンビーフ丼はおいしかった!

3日目、晴れ。来た道を引き返します。
途中、ついにクマの新鮮な痕跡を目の当たりにしました。
ついさっきまでそこにいたかのような糞と食痕、通り道がありました。
う~ん、声出してて良かった。
みんな、一番の緊張の場でした。

その後は順調に(暑かったけど)帰路をたどり、
無事に出発地点のゲートに到着することができました。
「ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」



大人でも大変な場所なのに(大人もがんばりました!)
4名の中学生は本当にすごい!頼もしい!!
本気の探検、チャレンジでした。   (落合康子)

沈道中 大成功!

2007-08-13 22:57:55 | 07年度
2日前に太平洋をスタートした子ども5名、大人6名は大きな荷物を背負い、太平洋から日本海へ35kmの道のりを完歩し、最後の5kmをカヌーとダッキーで下りきることができました!

初日18kmを歩き、2日目炎天下の中17kmを歩き、最終日にカヌーで5km以上朱太川を下ってゴールの道のりは、笑いあり、小競り合いあり、疲労あり、涙ありの長い長い道のりでした。


米を焚いているときに鍋をひっくり返し、じゃりじゃりのおにぎりを食べたことや、歩いているときにしたちょっとしたゲームや、川原でした水切り、ビバークで蚊の大群に襲われたこと、背負っていた大きな鍋がうるさかったこと、誰がゴミをもつかけんかしたこと、夜に見た流れ星、めちゃめちゃしんどかった坂、沈したカヌー等など、たくさんのエピソードが満載の2泊3日でした。



最後のゴールのときは、スタッフから「ついた!っていう喜びよりも、もうこの旅が終わってしまうのかぁと言う気持ちがつよい感じがするなぁ」と言う声が聞こえた、なんだか哀愁のあるゴールとなりました。



荷物を背負い歩いた田舎の道はどんな風に心に残っていくのかな?



5年後、10年後、50年後くらいにも「あの時はあ~だった、こ~だった。」といえるような思い出ができたんじゃないかなぁと思っています。

何はともあれ、みんな本当に良く頑張った! お疲れ様!!!

<文:鈴木剛充>


チーム畑の味!

2007-08-13 22:51:36 | 07年度
「野菜を売りたい!」
そんな子が集まってできたこのチャレンジ

雨続きだった今年の長期キャンプ。
チャレンジこそは晴れてくれ!と願いを込めて
みんなで照る照る坊主を作って売り場となるリアカーに取り付けました



学校の野菜やキャンプ道具を積み込んで、いざ、出発!!

1日目は農家さんから野菜を仕入れます。
「野菜をわけていただけませんか?私たちはこれこれで、かくかくしかじか…」
知らない土地で、こんなお願いできますか?
大人でもかなりのコミュニケーション能力を必要とします。
でも、それがこのチームのチャレンジなのです。

野菜を仕入れる、売り歩く、そして売上金を寄付する。

簡単そうですが、炎天下の中リアカーを引きながら歩くこのチャレンジを
やりとげた子どもたちはすごい!と素直に思います。

たくさんの農家さんと出会いました。
そして親切にもたくさんの野菜をわけてくださいました。

  

発砲8箱以上もの野菜を仕入れ
さっそく「野菜はいりませんか~!!」と声をそろえて歩きます。
しかし、ここは黒松内。何mも家がないこともしばしば。
それでもめげずに「野菜いりませんか~!」

その声を聞きつけてでてきてくれたお客さん。

  

その場で値段をつけながら一生懸命売っています。
1日目はリアカーひき、仕入れ、販売、声だし、
どれも手探り状態でした。

2日目は黒松内町の市街地を目指します。
がんばるぞ~ オー!



しかし、カンカン照り。リアカーの重さがこたえます。
どうすればみんなが楽にリアカーを進めることができるか子どもたちも試行錯誤
それぞれの荷物も積み込もう、後ろが重くなるように、左右の感覚をみて、、、

そして、声をあげて市街地を歩きました。
子どもたちの一生懸命さに
ジュースやアイスを差し入れしてくれる人情にも触れました。
買ってくれた野菜を煮物にして夕方おすそ分けしてくださる方もいました。

  

そして、最後のズッキーニを売って完売!
みんなで「ありがとうございましたぁ!!」と
町中に聴こえるような声であいさつをしました。
売り上げ:3300円



3日間で24kmのリアカーの旅を終え、
自然学校に帰り着き、片付けを済ませ、温泉で汗を流し
ホッとしたところで ブナセンターへ



黒松内岳ブナ林再生プロジェクトに寄付してきました。
一生懸命に売り上げたお金。
そのお金で育つブナを見てみたい!という次の意欲が沸いてきたようです!

《間村奈未子(まむ)》
 










帰還

2007-08-13 22:21:40 | 07年度
全チームが帰還しました。5チームのプログラムはどれも個性的で、かつ大人が実施してもチャレンジ性があるようなものばかりでした。 初参加のボランティアさんは、けっこう大変だったかと思います。子ども達の方がアドベンチャー的な活動に慣れていますしね・・・。 ご苦労様でした。

◆羊蹄山隊


我チームは、2泊3日の羊蹄山ぐるっと一周し、「湧き水」を巡る徒歩の旅が終わりました。総計65Kmを歩きました。このブログに携帯電話から投稿しようとしたのですが、うまくゆきませんでしたので、私のブログ「はるさんの日々こうかい記」にたくさん書き込んでいます。本日帰り、写真も貼り付けましたのでご覧ください。 アドレスは下記です。

http://blog.goo.ne.jp/haruneos/


暑さでなかなか厳しかったですが、子ども達は羊蹄山の湧き水を、昆布温泉・甘露泉、比羅夫の銘水、倶知安駅の日本一の水、京極の無名の湧き水、京極噴出し、真狩噴出しと次々にゲットしながら、総計65Kmを歩きました。私もサポートしながら40Kmは歩いたと思います。 膝を痛めているのですが、おかげで、自然学校の定番プログラム・太平洋から日本海への40Kmウォークがあるける自信がつきました。

◆報告会
 今回のチーム皆、自然学校まで戻って来て、装備の片付け、そして報告会のポスターづくりがありました。 けっこう忙しく過ごしました。 時間を記録するようにと言っていたので、ポスターはタイムを意識したものになってしまったかな・・・。 



それでも他のチームがどんなことを実施したのかを聞いているのは楽しいものです。みんなの顔にも満足感があります。校舎内のテンションは絶好調です。それでも消灯時間が過ぎると・・・やはり シーンとしています。 皆さん 疲れないわけないよな・・・。

◆明日の予定
今年度からチャレンジを終わって一日余裕を持つことにしました。昨年までは、帰って来て、さよならパーティの準備、帰りの支度と凄まじい忙しさだったのです。せっかくチャレンジで深まった仲間意識を大切にしたいので、明日は再び全員で同じ目標性を持った活動をします。

ともかくも暑そうなので 最後の海遊びへ政泊港へ 午後は、荷物整理をした後は、さよならパーティの準備を皆でします。








チャレンジチーム続々帰還

2007-08-13 14:24:46 | 07年度
 現在、続々と帰還中です。

最初に戻ってきたチーム畑の味!は既に片づけを終えて
今日の夜に開かれる報告会に向けて新聞作りを行っています。

続いて、沈道中とビーチミックスバスがほぼ同時に帰還。
校舎内、玄関前とも片付けでてんやわんや状態です。

片付けが終了し、新聞が出来上がるまでがチャレンジなので
最後の最後でだらけてしまわないようにチェック係りとして
少しだけ厳しくいこうと思います。

そして、秘湯チームとも連絡が取れました。
無事に秘湯に到着し、今、自然学校に到着しました。
大人でも難しい冒険をこなして来たメンバーをみんなで
出迎えました。

羊蹄山1周チームは到着時間を大幅に変更して、夕方までかけて
完歩したいとのことで、スケジュールを30分繰り下げで
進めることにしました。
到着を全員で迎えてあげたいと思います。

いよいよ、チャレンジプログラムも終了です。
真っ黒に日焼けした顔、冒険を成し遂げ自信に満ちた顔
いい顔が自然学校に溢れています。
チャレンジが終了するといよいよ長期も終わりだなぁと
みんなの喧騒を聞きながら少し寂しい気持ちもありますが
まずは、怪我がなくチャレンジを終了させれるよう
最後のチームが帰ってくるまで気を抜かずに頑張りたいです。

<本部 小野寺 亮(バンビ)>

チャレンジ3日目

2007-08-13 08:38:56 | 07年度
 いよいよチャレンジ3日目

泣いても笑ってもチャレンジは今日で終わりです。

先程、沈道中がカヌーを受け取るために自然学校へ戻ってきました。
これから、車にカヌーを積んで出発し、ゴール地点を目指します。

チーム畑の味!はキャンプ地を撤収して自然学校を目指して歩いて
きています。2日間の売り上げはどれくらいになったのでしょうか?
楽しみです。

ビーチミックスバスは昨夜、温泉作りに挑戦しました。
今日は、温泉片付けとテント撤収してお昼過ぎには
自然学校へ戻ってくる予定です。

秘湯チームは電波の届かない地域にいるために連絡がつきにくい
状況ですが、今まで緊急の連絡が入ってきていないため
がんばっているはずです。

羊蹄山湧水隊は今、真狩の名水ポイントに到着したようです。
最後までゴールしたいとのことで、自然学校到着時間が
遅れるとのことでしたが、モチベーションが高いので
大丈夫でしょう。

それでは、これからカヌー運びを手伝ってきます。
各チームが無事に帰ってこれるよう、本部も頑張りたいと
思います。


チャレンジ2日目速報

2007-08-12 14:12:33 | 07年度
 朝からうだるような暑さになっています。
現時点で自然学校の温度計は34℃を指しています。

あまりの暑さによりペースダウンしているチームもあるようです。

チーム畑の味!は今、町の図書館でもあるマナヴェールにいる
とのことです。この暑さの中でも子ども達は元気に頑張っているようです。

沈道中は今日のテント場である河原を目指して歩いているようです。
アスファルトからの照り返しが強いなか荷物を背負って歩いています。

ビーチミックスバスは予定を大幅に押して、自然学校時間、14時半の段階で島牧村の
道の駅にいました。しかし、素材集めは終わったのでこれからキャンプ地
へ戻っていよいよ温泉作りを開始するそうです。

羊蹄山1周チームは暑さでかなりペースダウンしてしまったそうです。
今頃は何km地点にいるのでしょうか。しかし、定期的に水を補給できる
行程なので大丈夫でしょう!

長期村もここに来てようやく夏本番という天気です。
明日も同じくらい暑くなりそうです。
熱射病や日射病に気をつけてチャレンジを成功させれるように
子どももスタッフも一緒になって挑み続けます!


チャレンジ2日目

2007-08-12 08:05:28 | 07年度
 おはようございます。
本日の黒松内はとてもいい天気です。

長期が終盤になってからようやく天候が夏らしくなってきました。
ちょっと恨めしい気持ちもありますが、今回のチャレンジは
ウォーキング系が多いためあまりの快晴は逆に大変です。

先ほど、羊蹄山1周チームより第1報が入りました。
倶知安町もとてもいい天気で早くも暑いそうです。
なお、羊蹄山1周チームは別ブログ
高木晴光の日々こうかい記
にてリアルタイム情報をお届けしています。

今日はこれからこっそりと各チームの写真や様子を伺ってこようと
思っています。
情報が集まり次第、ブログにアップしていきますので
楽しみにお待ちください!

チャレンジ1日目途中経過

2007-08-11 19:45:01 | 07年度
 チャレンジ報告を楽しみにしておられる読者の方々お待たせいたしました!
 
秘湯探検チーム以外と連絡が取れました。(秘湯チームは島牧村の山奥に入っている
ため、電波の届きにくい状態が続いています。ですが、彼らならやってくれると信じています!)

それでは各チームの途中経過です。

チーム畑の味!は農家さん巡りも順調に進み、今日は黒松内町にある
チーズやハムを製造しているトワヴェールの横にテントを張ったそうです。
明日は、いよいよ黒松内の市街地へ売りに行くようです。
今日の売り上げはどれくらいあったのでしょうか?

沈道中は11時に静狩の浜をスタートして順調に進んでいるようです。
今日は、熱郛駅にテントを張ったようです。
明日は、さらに歩き続け3日目の朝にはカヌーを取りに自然学校へ来る予定です。

羊蹄山1周チームは倶知安のキャンプ場へ到着しました。
今日1日で20km以上歩いたとのこと。
きっと晩御飯がおいしいでしょう。明日もガンバレ!

ビーチミックスバスチームは、コンパネとブルーシートで作った風呂桶?が
完成したそうです。溶岩石集めは成功したのでしょうか?
ともあれ、明日は露天風呂を作ることが出来そうです。

各チーム共に順調に進んでいるようです。
明日は朝早くから活動を開始するチームもいるようです。
しっかりと食べてしっかりと寝る。
ゆっくり休むことも必要です。(特にスタッフは・・

みんなが一緒に過ごせるのもあとわずか。最高の思い出と笑顔を手に入れる
ためにみんな、ファイト!!