『クマっちゃわないように秘湯へGO!!』チームは、
島牧村を流れる泊川の源流の一つ、小金井沢の上流にあると言われている
『金花湯(小金井沢温泉)』を目指しました。
中学生4名、大人4名。中学生は野外に慣れているメンバーが揃いました。
役場に問い合わせたり、インターネットで情報を収集しても
「クマの巣」「林道の迷路」というものばかり・・・。地形図上にも温泉も林道も載ってなかったので、
頼れるのはインターネットの曖昧な情報だけでした。
<チャレンジ前日にはクマ遭遇時のトレーニングも!>
だいたいの場所とルートに目星をつけ、
山道往復約50㎞のチャレンジが始まりました。
テント泊をする予定の沢にたどり着けないことも想定し、
水も担いだので一人平均18㎏くらいのザックを背負って出発です。
<出発地点のゲート脇には「ヒグマに注意!」の看板が>
出発直後はみんなの緊張感も高まり、静かです。
大人のクマよけの「ホー」という声が響きます。
<林道には分岐がたくさんありました。ホントに迷路みたい>
林道の分岐地点では地形図とインターネットの情報を照らし合わせ、
道迷い防止にピンクのテープを木に巻きつけながら慎重に進みます。
徒歩なので一回間違えると温泉にたどりつかなくなる可能性も
あるので、皆真剣です。
大きな道迷いもクマに会うこともなく、1日目は7時間かけてテント場に到着しました。
林道といっても廃道なので、やぶが覆っていたり地面ががたがただったりするので
橋の上でテント泊をすることになりました。
<クマにおびえながら夕食の準備をします>
2日目、快晴。朝食を食べておにぎりを作り、秘湯に向けて出発!
進んでいくと、本当にクマが出そうな道になってきました。
みんなで大声を出します。
獣のようにほえまくっている子どももいました。
<だんだん藪が深くなってきた>
ルートの正確な情報がないので、本当にこの道で良いのか?
真剣に悩みました。迷ったら、温泉どころか遭難するかも・・・
それらしき道を歩くこと4時間、
沢を渡渉し、藪を漕ぎ、突然その秘湯は目の前にあらわれました!!
「あった~!!!」「イヤッホ~!!!」
<ここが金花湯!>
速攻水着に着替え、湯船に飛び込みました。
12時間歩いた甲斐がありました。結構暑かったけど、最高!!
もちろん天然の温泉ですが、
湯船のようになっているくぼみが3箇所ありました。
深くて広めの湯船はお湯が熱くて入れません。
写真の2つの湯船は膝くらいの深さで断崖絶壁の上にありました。
湯の色は淡いブルーです。
温泉で2時間遊び、ついでに沢遊びもしたので
テント場に帰り着いた時にはみんな結構疲れていました。
それでも夜はトランプ大会。
夕食のコーンビーフ丼はおいしかった!
3日目、晴れ。来た道を引き返します。
途中、ついにクマの新鮮な痕跡を目の当たりにしました。
ついさっきまでそこにいたかのような糞と食痕、通り道がありました。
う~ん、声出してて良かった。
みんな、一番の緊張の場でした。
その後は順調に(暑かったけど)帰路をたどり、
無事に出発地点のゲートに到着することができました。
「ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
大人でも大変な場所なのに(大人もがんばりました!)
4名の中学生は本当にすごい!頼もしい!!
本気の探検、チャレンジでした。 (落合康子)
島牧村を流れる泊川の源流の一つ、小金井沢の上流にあると言われている
『金花湯(小金井沢温泉)』を目指しました。
中学生4名、大人4名。中学生は野外に慣れているメンバーが揃いました。
役場に問い合わせたり、インターネットで情報を収集しても
「クマの巣」「林道の迷路」というものばかり・・・。地形図上にも温泉も林道も載ってなかったので、
頼れるのはインターネットの曖昧な情報だけでした。
<チャレンジ前日にはクマ遭遇時のトレーニングも!>
だいたいの場所とルートに目星をつけ、
山道往復約50㎞のチャレンジが始まりました。
テント泊をする予定の沢にたどり着けないことも想定し、
水も担いだので一人平均18㎏くらいのザックを背負って出発です。
<出発地点のゲート脇には「ヒグマに注意!」の看板が>
出発直後はみんなの緊張感も高まり、静かです。
大人のクマよけの「ホー」という声が響きます。
<林道には分岐がたくさんありました。ホントに迷路みたい>
林道の分岐地点では地形図とインターネットの情報を照らし合わせ、
道迷い防止にピンクのテープを木に巻きつけながら慎重に進みます。
徒歩なので一回間違えると温泉にたどりつかなくなる可能性も
あるので、皆真剣です。
大きな道迷いもクマに会うこともなく、1日目は7時間かけてテント場に到着しました。
林道といっても廃道なので、やぶが覆っていたり地面ががたがただったりするので
橋の上でテント泊をすることになりました。
<クマにおびえながら夕食の準備をします>
2日目、快晴。朝食を食べておにぎりを作り、秘湯に向けて出発!
進んでいくと、本当にクマが出そうな道になってきました。
みんなで大声を出します。
獣のようにほえまくっている子どももいました。
<だんだん藪が深くなってきた>
ルートの正確な情報がないので、本当にこの道で良いのか?
真剣に悩みました。迷ったら、温泉どころか遭難するかも・・・
それらしき道を歩くこと4時間、
沢を渡渉し、藪を漕ぎ、突然その秘湯は目の前にあらわれました!!
「あった~!!!」「イヤッホ~!!!」
<ここが金花湯!>
速攻水着に着替え、湯船に飛び込みました。
12時間歩いた甲斐がありました。結構暑かったけど、最高!!
もちろん天然の温泉ですが、
湯船のようになっているくぼみが3箇所ありました。
深くて広めの湯船はお湯が熱くて入れません。
写真の2つの湯船は膝くらいの深さで断崖絶壁の上にありました。
湯の色は淡いブルーです。
温泉で2時間遊び、ついでに沢遊びもしたので
テント場に帰り着いた時にはみんな結構疲れていました。
それでも夜はトランプ大会。
夕食のコーンビーフ丼はおいしかった!
3日目、晴れ。来た道を引き返します。
途中、ついにクマの新鮮な痕跡を目の当たりにしました。
ついさっきまでそこにいたかのような糞と食痕、通り道がありました。
う~ん、声出してて良かった。
みんな、一番の緊張の場でした。
その後は順調に(暑かったけど)帰路をたどり、
無事に出発地点のゲートに到着することができました。
「ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
大人でも大変な場所なのに(大人もがんばりました!)
4名の中学生は本当にすごい!頼もしい!!
本気の探検、チャレンジでした。 (落合康子)