B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

おやじさん/本田宗一郎氏の言葉

2008-05-07 07:11:46 | Weblog
"おやじさん"と呼ばれ、慕われていたホンダの創業者、本田宗一郎氏の著書「やりたいことをやれ」からの抜粋です。

・やろうと思えば人間はたいていのことができると私は思っている。本田技研の創立の頃は、焼けただれたような機械を持ってきて再生するところからはじめた。・・・・。工場を建てるときも、私は自分でコンクリートをつくった。・・・・。資金の足りない分は知恵と労力で補えばいいのである。

・人間が進歩する為には、まず第一歩を踏み出すことである。ちゅうちゅして立ち止まっていてはダメである。なぜなら、そこにどんな障害涯があろうと、足を踏み込んではじめて知れるからだ。失敗は、その一歩の踏み込みだと思う。前進への足あとだと思う。 

 アイルトンセナも尊敬していた"おやじさん"。"おやじさん

ガラスの鯉のぼり/こどもの日

2008-05-05 08:15:21 | Weblog


 大阪の万博公園にある千里リサイクルプラザで作られたガラスの鯉のぼりと風鈴です。原料は使用済みのガラス瓶。ガラス工芸歴40年のOさんと、まだ20代前半の若いIさんが中心になって、多くの市民の方々の指導をしながら、ガラス瓶のリサイクルに取り組んでいます。

 吹田市だけでなく、高槻市、大阪市、茨木市といった周辺の町の小学校からは、多くの子供たちが見学に訪れます。子供たちがガラス瓶を溶かしてガラス工芸品を作ってゆく様子を間近に見ることによって、環境、資源、リサイクルといった事に関心を持つという事は、非常に意義のあることではないかと思います。

http://www.infomart.or.jp/kurukuru/

 今日はこどもの日。世界には20億人の子供たちがいて、そのうち10億人が貧困の中にあり、1億人が学校に行けず、1千万人が5歳になるまでに栄養失調や病気で死んでいます。

 ガラスの鯉のぼりを見ながら、私達には、大人として、次の世代を担う子供たちが安心して暮らせる社会を作ってゆく責任がある事を痛感した次第です。 

人を先に、私を後に・・・・。

2008-05-04 11:08:56 | Weblog


「人を先に、私を後に。」
もみじ饅頭で有名な、にしき堂福山本店で見かけた言葉です。

 以前、米国研修の合間にロスのディズニーランドに立ち寄った時、親子連れの現地の方に、"Please go ahead."(どうぞお先に)とアトラクションの順番を譲ってもらった事がありました。遠方よりの訪問者を気遣ってくださったんでしょう。

 まだ、青森-函館間に青函連絡船が就航していた頃、連絡船が台風で転覆した時、ある宣教師は最後に残った救命具を譲って、自分の命にかえて一人の女性の命を救ったと聞いています。

「人を先に、私を後に。」
これほど実行することが難しい言葉はないかもしれません。
しかし、この言葉にほんの少しでも近づいてゆけるよう、努力は続けてゆかなければならないと思った次第です。

あ・た・らしく・・・・ユースネット21を100倍活用する方法

2008-05-03 08:48:09 | Weblog
11年以上の歴史があり、若い世代の方々を中心に毎回100人以上の参加者があるユースネット21。そのユースネット21の事務所にお邪魔し、主宰者のKさん、Cさんのお話をお聞きしました。お二人の話を総合すると、ユースネット21を最大限に活用する方法は次の3点に集約されるようです。

①あ・・・・あつかましく
 口をあけて誰かかが話しかけてくれるのを待っているようではもったいない。かつてユースネット21に参加していた橋下知事がそうであったように、こちらからどんどん話しかける。名刺を配りまくる。そんな、あつかましいまでの積極性が幸運を呼び込む。

②た・・・・楽しく
 人間は楽しい事しか長続きしない。理屈は不要。"肩書き"や"立場"といった自分が無意識に抱えている「枠」をすべてはずしてしまう。その上で、人との出会い、語らいを、これでもかと次々に披露されるパフォーマンスを思いっきり楽しむという姿勢が福を呼ぶ。

③らしく・・・・自分らしく
 目的は様々。個性も様々。友人を見つけるのもよし。人脈を広げるのもよし。ストレスを発散させるのもよし。自己PRをするのもよし。遠慮する必要も、人に合わせる必要も全くなく、自分らしく、あくまで自分らしく振舞う事が未来を呼び込む。

 「あ・た・らしく」・・・・人生そのものをより豊かにする上でも意味のあるキーワードかもしれませんね。大切なのは、四の五の言わずまずやってみる事だそうです。ぜひ、トライしてみてください。
 

航海/望星丸と海

2008-05-02 06:37:17 | Weblog


神戸メリケンパークオリエンタルホテルで、転職後1年が経過したC君と、久しぶりにじっくりと話をしました。会社での彼の評価は高く、その上で、今後の人生の舵取りをどうしてゆくかという前向きな話でした。

 丁度、ホテル横の岸壁には東海大学の練習船「望星丸」が寄港していました。人生は、よく航海に例えられます。航海には、勇気と努力と準備が必要です。彼の人生の行く手に思いをはせながら、海の広さを実感した次第です。


可能性がある限り・・・・/ある虎戦士に学ぶ

2008-05-01 00:40:18 | Weblog
 新井選手のサヨナラホームランでお祭り騒ぎのタイガースナインとファン。しかし私は、最大の勝因は、8回裏に出た代打桧山選手のヒットだったと思っています。

 桧山進次郎、39歳。かつて虎の4番を張った彼も去年は代打要員。オフには球団に引退勧告をされるまで追い詰められましたが、阪神ファンの猛抗議にあい、球団が引退勧告を取り下げるという一幕もありました。

 迎えて2008年のシーズン。彼の成績は11打数5安打、打率.455、2打点。代打の切り札としては、申し分ない活躍をしています。

 おそらく8回裏の彼のヒットでベンチの空気は一変したでしょう。「この試合、負けるわけにはいかない。」と、同点でも藤川投手を投入した岡田監督。同じ思いで打席に立った新井選手・・・・。桧山選手の一打から、流れは完全にタイガースに傾き、劇的なサヨナラ勝ちに結びついたというわけです。


 桧山選手を見ていると、イギリスのバートランド・ラッセル博士の

"But as yet hope is possible, and while hope is possible, despair is a coward's part."
(しかしまだ可能性はある。可能性がある限り、"絶望"は臆病者のすることだ。)

という言葉を思い出します。野球人生のぎりぎりの瀬戸際で男の意地を見せている桧山選手。男たるものかくあるべし。桧山選手、そして今日の試合を勝利に導いたすべての虎戦士から、私は大きな勇気を受け取りました。