B-winds(ブレイスの風)

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"見た目"は人を活かす/ケネディの教訓

2008-05-16 08:03:20 | Weblog


 人とのコミュニケーションにおいて、言葉そのものの影響力は7%に過ぎず、93%が、顔の表情、身だしなみやしぐさといった非言語(ノンバーバル)の部分に影響される・・・・。
 昨日、守成クラブ大阪定例会でお会いしたカラーコンサルタントの武藤泰子さんのお話です。

 このお話を聞いて、私はあの歴史上有名なケネディとニクソンの大統領選挙でのテレビ討論会を思い出しました。1960年、日焼けして健康そうでにこやかに微笑むケネディ候補は、青白く、不機嫌そうなニクソン候補をテレビ討論会で破り、第35代大統領に就任しました。

 その後彼は、核戦争一歩手前だったキューバ危機を乗り切り、公民権運動の中心人物であったキング牧師を釈放し、人類の月面着陸を目指すアポロ計画を立ち上げるなど、単なる"見た目"だけではない、見事なリーダーシップを発揮し、歴史に名を残しました。

 武藤さんのお話によると、毅然とした堂々とした姿勢、にこやかな笑顔といったものは、人とのコミュニケーションにおいて重要であるだけでなく、その人の意識、人格をも前向きに変えてゆく効果があるそうです。"見た目"が先行したケネディも、颯爽とした青年大統領として振舞ううちに、本当に立派な大統領になってしまったのではないか。そして、このような劇的な変化は、私達にも起こりうることではないか・・・・。武藤さんのお話を聞いて、"見た目""立ち居振る舞い"の重要性を痛感した次第です。