足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




昨年から今年にかけて,我が家には大きな(私たちの物差しでは)出来事が起こりました。

そのことをここで公開するかどうか少々迷いましたが,もしかすると同じようなことでお悩みの方もいるかもしれないと思い,記載することにしました。これから何度かに分けて記載するつもりです。
ただ,そんな大袈裟にするものでもないかもしれませんし,大震災の後となってはどんな試練もちっぽけなものに思えてきますね。















話は昨年の人間ドッグにさかのぼります。

毎年欠かさず夫婦で受けている人間ドッグ。
私が40を超えてからは隔年で脳ドッグも受診するようにしました。

当日の段階では,二人とも「特に異常無し」ということで安堵していました。というか,「異常なし」が当たり前と思っておりました。普段健康であることがいかに贅沢であるか…

数日後,病院から嫁さん宛に届いた封書には「要精密検査」の文字が…
脳のMRI画像に動脈瘤らしき像が見えるため,血管造影等の精密検査を受けた方がよいというものでした。


「動脈瘤」:血管(動脈)の途中が風船みたいに膨らんでしまうことですが,これが大きくなると血流の圧力(要は血圧)で裂けてしまうこともあります
脳内出血は命に直結するトラブル。



Dr:「まだ小さいんですけどね。。。どうしましょうか。」



先生の話によると,大きさ的にはまだ小さいということ。ただ,小さくても裂けない保証はありませんし,今後大きくなる可能性も充分にあります。
とにかく,人間ドッグで撮影した画像では詳細な情報が得られないため,血管造影法で精密検査を行うことにしました。

それが昨年の11月頃の話です。

血管造影は,人間ドッグを受けた病院の紹介で別の医療機関で行いました。

その検査の結果は「手術を行った方がよいでしょう。」というものでした。

嫁:「やっぱり(手術)したほうがいいんだよねぇ。。。。」

手術が不安な気持ちはわかります。頭にメスを入れるわけですから…

しかし動脈瘤をそのままの状態でこれからを過ごすのはもっと不安が大きすぎます。

。。。思い出すのは巨人の木村拓哉コーチの出来事。

テニスをしている最中に…なんて事にもなりかねません。



当然ですが嫁さんも情緒不安定になります。

胃の調子もおかしくなってきました。


元々,胃は弱かった彼女。

娘が幼稚園の頃,髄膜炎で一度入院したことがあったのですが,そのストレスから胃炎を発症。
それ以来,なかなか胃薬が手放せない状態でした。

せっかく良くなっていたと思っていたところにダブルパンチです。

知り合いのつてを頼って,さらにセカンドオピニオンも求めました。
「大きさからは,(手術をしないで)経過を見る手もある。」
という意見もありましたが,破裂する可能性はやはりゼロではないとのこと。

…ま,外出すれば交通事故に遭う確率がゼロではないのと一緒ですよね。




色々悩んだ末に,現実を受け入れ手術の覚悟を決めたとき,さらなるサプライズが待っていたのでした。

つづく




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