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足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




今日も梅雨の合間の良い天気です。自転車で通勤する時間帯はまだ気温もさほど上がっていませんので,ホントにご機嫌

これでW杯日本が勝っていたらもっとご機嫌なんですけどね(^^)。

今日は歯医者にとって気になる記事が地元の新聞朝刊に掲載されていました。
徳島県の歯科医師対人口比は全国三位という記事です。

一位は東京都。二位は福岡県。そして三位が徳島県

ただ,この一位の東京都にはあるカラクリがあると聞いたことがあります。というのは,この対人口比,夜間人口と言いますか,住民票のある方の数なんですよね。

東京の昼間人口は夜間人口の比ではありません。多くの方が職場近くの歯科医院に通院すると仮定しますと東京の対人口比はかなり減るんだそうです。

ということで,徳島県は実質全国二位なんですね~(^^)//""""""パチパチ。あれ?喜ぶべき事ではないですね。

これは客観的事実として記事になるのは良いです。ただ,その後の徳島県の歯科医院がいかなる努力をしているかを紹介している記事の内容にはちょっと疑問も持ちました。

以前もありましたが,マスコミの影響力は相当なものがあります。それだけに書き方には細心の注意を払って欲しいと感じます。


その記事を読んでの感想ですが…

すごく気取った言い方に受け取られるかもしれませんが,私自身は正直,営業努力と言う言葉が好きではありません。

自分の出来うる医療技術が皆さんに必要とされるなら歯科医を続けるでしょうし,必要とされなければ,これだけ過剰に歯医者があるのですからやめればよいことです。今は「必要」として下さっている方が幸いにもいらっしゃいますので,歯科医を続けておりますが…そして最善の治療を提供したいから研修会にも参加します。

まあ,これは信念というか理想というか…決して医療行為=お金が頭の中に入ってきてはいけないと思います。その方に適した最善の治療を考えてあげる…本当は当然のことですよね。

しかし,現実は医療行為で家族を養い,従業員を養い(養うのとはちょっと違いますね)…また,保険診療内では限られた治療も出てきます…

とても難しいところです。どうしたらよいのか自分でも結論は見つかっていません。理想はお金のことを心配しないで治療が出来れば一番良いんですけどね。

そうすれば,一日に何人の患者さんに来てもらう必要があるとか,一日これだけの診療報酬を稼ぐ必要があると考えなくてよくなりますから。。。

やっぱりそのために宝くじを当てなくちゃ(笑)。




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