三笠でスキヤキを堪能したあと、バス移動です。
沖縄タイムス前のバス停から北谷のアメリカンビレッジ入口まで、
国道58号をひたすら走ります。やはりところどころで渋滞しています。
日曜日の午後ですから。
バス停といえば、沖縄タイムス前のバス停は以前、農林中金前でした。
知らないうちに変わっていて、
今回、バスに乗っていると、いくつも変わっていました。
バスネタの時にご紹介します。
北谷の観光案内所(マンホールカードを
もらったあそこ)で翌日に乗るバスのバス停を聞いてみました。
つまり、北谷からライカム(目的地はEMウェルネス)へ行きたいものの1本では行けなくて、
一旦、那覇方面に戻って、乗り換えるためのバス停がどちら方向か、という件です。
でも、前回63番のバスのルートが気に入ったので、それでまずはコザ方面へ行く予定もあって、
その場合はどこのバス停か、と言っているうちに62番でも行けると。
その場合、国道58号まで行かなくてもイオン前のアメリカンビレッジ南口バス停から乗れると。
対応してくれたのは20~30代ぐらいの男性2人でしたが、
自分たちはバスに乗っているわけではないので、よく知らなかったようです。
いろいろ調べて教えてくれたものの、バス停の向きの件は間違っていました。
観光案内所の中には中日ドラゴンズコーナーが。ドアラもいます。
ドラゴンズは2月に北谷でキャンプしますからね。
場所柄、北谷のホテルは高いところばかり。
その中でも比較的安い、会場すぐ近くのコンドミニアムホテルMONPAを予約。
コンドミニアムと謳っているだけあって、部屋は広いです。
キッチン付き。
もっと上の階からはサンセットビーチが見えますが5000円ぐらい高かったし
部屋にほとんどいないからと、3階の海が見えない安い部屋にしました。これで十分。
MOD’S40周年ライブは18時開始ですが、お目当ての紫が出るのは22時ぐらいとの情報があり、
会場は飲み放題、食べ物持ち込み可(注文も可能)でもどうなるかよく分からなかったので、
Kona's Coffeeへ行ってしまいました。
そう、ここで前回来た時にKona's Coffeeを発見したんですよ。
ホテルはコンドミニアムタイプで、レストランは併設されていません。
そのためか、ホテルキーを見せると割引やサービスが受けられる店がかなりあって、
Kona's Coffeeでも本日のコーヒーかソフトドリンクがサービスとなっていました。
それなら行きましょう!
アサイーボウル880円。おやつにちょうどいい量です。
サービスのドリンクには紅茶やハーブティーは入っていなくて、
パイナップルジュースを頼んでみました。すっかりトロピカル気分~。
18時スタートで長丁場になりそうで、18時には行く気になれず、
せっかくサンセットビーチに来たのだからと、サンセットを楽しむことに。
ホテルのすぐ近くにあるサンセットビーチ。
地元民にも米軍のアメリカ人にも日本人観光客にも外国人観光客にも人気の
アメリカンビレッジのサンセットビーチですからね。
本当にたくさんの人が来ていました。
いと、うつくし。
MOD’Sもホテルのすぐ近く、アメリカンビレッジの一番南の一角にあります。
19時前ぐらいに会場に行ってみると、もう熱気ムンムンです。
オールディーズを演奏していました。Ryu & Coco。
実はこの日、4組のバンドが出演するのですが、紫以外は全く知らず。
演奏後にインタビューされていて初めて知ったのですが、
ボーカルの女性は16歳!兄のギタリストはこの春高校卒業の18歳。びっくりです。
宮城まり&YUiCAは日本語で歌っていました。新鮮。
そのあと、ブースリーという3人の女性トリオがお笑いを披露。
MOD'Sのオーナー喜屋武さんも特別出演しました。
その喜屋武さんのバンドSTELLAはボーカルもギターもなく、
サックス、ベース(喜屋武さん)、キーボード、ドラムの4人組。
4人それぞれが卓越した技を持っていて、すごかったです。
今では1年に1回、この機会(周年イベント)でしかSTELLAとして演奏しないそうです。
今回、紫のメンバーはジョージさんとJJさんChrisさんで、変則的。チビさんはいません。
ギターはKeiichiさん。紫の準メンバーのような存在です。
実は世界的なギターのなんとかコンテストで世界一になった、と紹介されていました。
ジョージさんの長男Rayさんと次男Leonさんと同じ
カリフォルニアの音楽院でKeiichiさんも学んだ経験があります。
ギタープレイがすごいんですが、いつも控えめで、
それをJJさんが、話す時も声が小さくて~なんていじっていましたよ。あはは。
ドラムはLeonさん。
このメンバーで、紫MARINER SPECIALとして登場します。
MARINERは紫解散後、ジョージさんを中心にアメリカで結成されたバンドです。
そのボーカルがJJさんだったわけ。
JJさんのトークが相変わらず面白くて、
MARINERのレコーディングの直前になって連絡が入って、
リハーサルなしでレコーディングしたと。びっくりですね。
沖縄から来るというのでうちなんちゅかと思って楽しみにしていたら、
アメリカーだった、がっかりしたという話も笑えました。
お母さんが日本人で沖縄生まれのJJさんは当時アメリカに住んでいて、
沖縄が懐かしいな~と思っていたそうです。
それで、久しぶりにうちなんちゅに会えるかと思っていたら、
実際に来たのはジョージさん(英語ペラペラ、日系3世)だったというわけです。
ライブの時だからこそ、そういった話を聞くことができて、
それが楽しいんですよね~。
Chrisさんがラヴィット!に出演したこともMCが最初に紹介していました。
そうそう!Chrisさんにいろいろ聞きたかったけれど、
Chrisさんは客席に出て来ることはないんですよね、残念でした。
紫MARINER SPECIALなので、選曲もいつもとかなり違います。
前半がMARINERですが、実は私、ほとんどMARIMER、知りません。
いつもと勝手が違います。でも、47年前の曲と紹介されると、うぉ~!ですね。
後半は紫の曲で、最後はDouble Dealing Woman。
アンコールは琉神マブヤー英語版です。最近、すっかり定番となっています。
去年も国頭村まつりと那覇大綱曳のライブでうちなんちゅの中で聴いて、
大いに楽しみました。
演奏後、オーナーの喜屋武さんのご挨拶もあり、
40年やってきて2回大きな危機があったと。
東日本大震災の時、沖縄で地震の被害があったわけではないが、
二次災害のようなものがまずあった。
日本全体が自粛ムードになっていて、苦しい時期だった。
そして、コロナ禍。
MOD'Sへ行ったのは初めてでしたが、
沖縄ロック(に限らず)を愛するうちなんちゅにとっては
MOD'Sは聖地のような存在なのかもしれません。
最初の20年は中の町(コザの胡屋十字路のミュージックタウン音市場の裏手)で、
アメリカンビレッジに移転して5年、
現在の場所に移って15年だとのこと。
県内でライブハウスの箱としては最大。
ここからデビューしたバンドもいる。
などなど、感慨深げに、意外と長いご挨拶となりました。
こういう機会に立ち会うことができて、とてもよかったです。