今朝、安住さんのTHE TIME,の毎月第4木曜日「出張!安住がいく」で、
番組で田んぼを借りて米作りをしている新潟県十日町市松代から
田植えの様子を中継していました。
いつもなら出張は安住さん1人で行くのに、
田植えとあって、杉山アナと宇賀神アナも一緒に3人で出張です。
田植えまでの説明や、実際、宇賀神アナが田植え機で田植えしているところは
日曜日に田植え体験したばかりなのでよく分かったし、とても身近に感じました。
安住さんが言っていた情報をメモっておきます。
田植えで使う苗床?は1枚で約16kgのお米が収穫できる。
1枚900~920円ほどで買う。
借りているのは2反、500kgほど収穫できる予定。
1反:約1,000平方メートル(300坪):50mプール(50m × 20m)くらいの広さ。
田植え機は300万円ぐらい。
田植え機は日曜日に体験したものと同じ大きさでした。
色が違っていた(赤)ので、メーカーが違うと思われます。
前置きが長くなりました。関連情報としてご紹介しておきたかったので。
最終日は乳頭温泉郷へ。角館へ来た時に行こうかと思ったのですが、
秘湯のイメージが強く、時間がかかりそうだったので行かないことにしたんです。
なにしろ行きは1日がかりの青春18きっぷの旅でしたからね。
横手駅から奥羽本線で大曲駅まで。
7:56発、秋田行き、朝の通勤時間帯のはずなのに、2両の車両は楽勝で座れるほど空いていました。
これを逃すと9:23までないので、通勤で使う人はこれに乗っているはず。
大曲駅の乗り換えで30分ほど時間があり、ウロウロ。
大曲といえば、花火です。駅も花火一色。
花火で大勢人が集まるはずだから駅周辺に店とかあるかと思いきや、何もありませんでした。
乗り換えの通路は東京一色です。見慣れたう〇こビルをここで見ようとは!
来ました!秋田新幹線。乗車するのは大曲から田沢湖まで、約25分です。
秋田新幹線は全席指定席なのですが、この区間は空いていれば座ってもいいという
立ち席扱いの特急券があって、500円安い760円で済みました。空いています。
1時間に1本しかないのにこれだけ空いているのは、
まあ、需要と供給の関係ということなのでしょうね。
秋田新幹線、といっても盛岡ー秋田間は在来線を走るので新幹線ではありませんが、
1997年開業したそのままの座席(と思われる)は、かなり古びた感じでした。
「こ線橋」という表現、珍しくないですか。
田沢湖駅でまたレンタカーを借りて、いざ!乳頭温泉郷へしゅっぱ~つ!
もちろん、最初は鶴の湯温泉へ。
青い、スズキのソリオです。ソ、ソ、ソ~リオ~、と思わずCMソングを口ずさみたくなります。
実はこの日、午前は雨で、午後は止む予報でした。
スキー場のあるような地域を通るので、標高も高くなってきます。
雨も降ったり止んだり。行く先はモヤモヤしています。
鶴の湯温泉へは、乳頭温泉郷のかなり手前で左へ曲がります。
そこからの道がデコボコ道!舗装してあったり、してなかったり。
デコボコ道は水たまりだらけです。
思ったより早く、約30分で到着。あれっ、秘湯なのに。
写真では何度も見たことがある鶴の湯温泉の入口。
まだまだモヤモヤです。
宿泊棟の先に温泉がありますが、撮影禁止なので、写真はありません。
黒湯、大白の湯(女性用露天風呂:小さい祠に男根が!)、白湯、中の湯、鶴の湯(混浴)と巡ります。
最初、黒湯に行った時、ムトウハップの匂いがする~!と直感的に思いました。
入浴剤で、子どものころ、家のお風呂で使っていました。硫黄の匂いです。
と、ムトウハップって何だろうと調べてみたら、
こちらに説明が。
入浴剤なのですが、信じられないことに自殺目的で使われる事例が発生してしまって、
発売中止となったようです。知らなかった~!
鶴の湯温泉に来たからには、
写真でも一番紹介されている混浴露天風呂鶴の湯にも入っておきたいです。
最初は黒湯~大白の湯の順番で行ったところ、
お風呂の中の情報交換で、鶴の湯の情報がいろいろ入ってきました。
ふむふむ。入口のところは岩陰になっているから見えない、
湯に浸かったままで進めば大丈夫、などなど。行ってみましょう!
先に4~5人ぐらいの女性が入っていて、これから入る人に付いて行ったら、
うまく行きました。
先に入っていた家族は、4日で9つの温泉を巡るツアーで来たとか。
黒湯と大白の湯、白湯、中の湯と鶴の湯は、3カ所別々になっているため、
服を着て移動しなければなりません。
温泉に浸かって、なるべくそれを拭き取りたくないので乾くまで肌を外気に触れさせて
服を着て、また脱いで、の繰り返しをしているうちに
体にも服にもしっかり硫黄の匂いがついていました。
この日、東京では最高気温が31℃だったらしいですが、
レンタカーの外気温は12℃を示していました。
実際、露天風呂日和で、サイコー!
最初に受付でお昼の山の芋鍋も予約しておきました。名物ですからね。
岩魚付きの豪華版ですよ~。山の芋は団子になっていて、キノコ類もいろいろ、
秘湯でいただく鍋、いいですね~。またここでも、わらびとフキが出てきましたよ。
ところで、ここでちょっと驚いたことが。
ベトナム人が働いていて、日本語が通じなかったんですよ。
ご飯を少なめにしてほしい、というのが通じなくて、半分と言ったら山盛りにされたり、
日本人はいないんですか~と聞いても、そこにはいなかったんですよ。信じられません。
これが日本の現状ですね。秘湯で出会ったベトナム人。
きれいな水芭蕉が咲いていました。別館のすぐ近く。
こんなに水芭蕉が咲いているのを見るのは初めてです。いい季節に来ました。
次は休暇村乳頭温泉郷へ。
鶴の湯温泉ではシャンプーが使えないため、ブナ林が見える休暇村へ行ってみました。
ほぉ~、先客ゼロ。のびのび~。そのうち2人入ってきましたが。
大釜温泉へも行きました。こちらも静かです。ゆったり~。
そう、鶴の湯温泉は観光バスの団体さんも来ていたりして、人が多かったんですよ。
秘湯とはいえ、さすが人気の温泉です。
それに、正直言って、距離感としては、秘湯とは思えませんでした。ちょっと拍子抜け。
新幹線の駅から30分で行けてしまう、思った以上に近かったんですよ。
思った以上に便利だったんですよ。思った以上に簡単に行けてしまったんですよ。
そういうことですかー。
奈良県の天川村へ行くほうが、ずーっと秘境気分です。
せっかく田沢湖の近くを通ったので、一応、田沢湖も見てきました。
水深日本一の湖、広いですね~。
以下、秋田メモ。
りんご農家さんに向かう途中、雪をかぶった鳥海山(2236m)が美しく見えていました。
思わず、富士山みたいだね~と。秋田の方に聞いてみたら、やはり秋田富士と呼ばれているそうです。
鳥海山はいろいろな場所から見えるけれど、こちらからが一番美しいと。
車で走っていると、すれ違う車は秋田ナンバーばかり(秋田県では秋田ナンバーだけ)。
どこかでやっと浜松ナンバーと群馬ナンバーを見かけたぐらいです。
ところが鶴の湯温泉へ行ったら、盛岡、岩手、品川などなど、もうさまざまでした。
郵便ポストが小さくて、足が長いな~と思っていたんです。
東京で見る郵便ポストと違います。
そっか!雪がたくさん降るから、埋もれないように!と、気が付きました。
田植えの時、このあたりは家に表札がないんですよ~と聞きました。
地域の人たちはみな分かっているからでしょうね。
同じ苗字の家などは屋号があるので、それで呼んだりします。
でも、屋号が田中さんとか、実際によくある苗字だったりすると、
田中さんが本当の苗字かと思ったりして、ややこしいらしい。
ホテルで最終日、シングルルームに移りましたが、
なんと!お風呂のドア(仕切り)が透明でした!
北上線に乗った時、途中で右に左に大きな川のような湖のようなダムのような、
見たことがないような光景が広がりました。木々が埋没している不思議な光景も。
錦秋湖はダム湖(湯田ダム)で、雪解け水で湖の水位が高くなる新緑の季節だけ
見られる水没林だと分かりました(
こちら参照)。
レンタカー屋さんの送迎時、教えてくれました。
最近では屋根は平なものがいいということになって(風が雪を飛ばす)、
新しい家の屋根は平が主流。
なるほど、それを聞いてから気を付けて見てみると、
新しい家はそうなっていました。
地元の方々から、こういったちょっとした情報をたくさん聞いて、
大変勉強になりました。旅は楽しいね~。
というわけで、最終版もとても長くなってしまいましたが、
ついに実現した秋田旅、大、大、大満足でした!