マメ科ホドイモ属の「ホドイモ(塊芋)」。先日、ここ蓮生寺公園で今年2回目の蕾を見ていたが、それがまた咲いてくれた。ぐるりと曲がった竜骨弁の中からたくさんの雄蕊が出ている。ホドイモの花は複雑な形状をしており受粉しにくいのかも知れないが、左の花にはアリが訪れている。7月下旬に咲いた花は結実した様子が無く花茎も消えてしまい、このアリがポリネーターになって結実するのを楽しみにしていたら、その後、公園の草刈り業者に一掃されてしまった。
野猿街道の大田平交差点付近で見られる「ミチヤナギ(路柳)」。タデ科ミチヤナギ属の一年草で日本全土の道端や荒れ地に生育している。花径はわずか2~3ミリと小さく、写真は若い果実の様子。長さは3ミリほどで花被片に覆われており、この中には稜のある痩果があるはず。花被片を爪で剥がしてみようと試みたがあまりにも小さく不器用な指先では上手くいかなかった。
『どこまでも行こう』
作詞・作曲:小林亜星 歌:山崎唯 昭和41年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)