goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

ソテツ

 堀之内の北八幡神社付近に植栽されている「ソテツ(蘇鉄)」。ソテツ科ソテツ属の常緑低木で九州南部や沖縄などに自生している。東京でも公園や学校などに植えられているのを時々見る。以前、沖縄の海洋博公園で見たソテツの葉の先端がクルクルと巻いていたので、その後、当地でソテツを見つけては葉の先端を確認していた。ところがどれも葉の先端はまっすぐに伸びていて巻いているものが無い。しかしここで久し振りにクルクルと巻いた葉を見ることができた。

 短びのソテツを撮れば さきちょびれ 
 すぎ驚きの 葉っぱクルクル
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

ボタンクサギ・2~果実

 嫁入谷戸の道端で見つけた「ボタンクサギ(牡丹臭木)」。シソ科(←クマツヅラ科)クサギ属の落葉低木で、初夏から夏に掛けて直径15センチほどの集散花序に薄紅色の花をたくさん咲かせる。同属のクサギは派手な果実を稔らせるが、ボタンクサギは花後に果実が出来るのを見たことが無い。ヒガンバナのように3倍体なのか、はたまたキンモクセイのように日本には雄株しかないなどと思い込んでいた。ところが花後の萼の奥を覗いてみると直径1~1.5ミリほどの小さな粒がある。どうやらこれが核果のようだ。小さく地味な存在でクサギの果実との落差があまりにも大きい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ノブドウ・2~開花

 鑓水の道端に蔓延っている「ノブドウ(野葡萄)」。ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本で花径は6~7ミリ。花弁は5枚で整った形だが、開花後に花弁は反り返りすぐに脱落する。ノブドウはやはりそのカラフルな果実が楽しみ。
 さて“葡萄”の漢字は難しいが、以前その覚え方を紹介したことがあった。すっかり忘れてしまったので、以下にまた記しておこう。それは『サクサク浦和(神奈川県の方は浦賀でも)で缶拾い』となるが、つまり“サ”は草冠で“ク”はその下の形。そこに浦和の“甫”と“缶”が入る。ついでに“薔薇”の覚え方も記しておくと、こちらは『佐渡の人々、口々に、さ~微笑みに中一本』となる。説明は省くが実際に書いてみるとわかる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )