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サラシナショウマ・2~果実

 長沼公園の山道で見つけた「サラシナショウマ(晒菜升麻)」の果実。小さな袋果は長さ7~8ミリで、中に数個の種子が入っている花は花軸に対して垂直に花柄を出し全方向を向いていたが、果実はすべて地面に対して垂直になるため、横を向いていた花柄は直角に曲がって上を向く。また花軸が横向きになった株の果実は、花柄が180度回転して上を向くようになる。サラシナショウマはキンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。
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イヌショウマ・2~果実

 今年の9~10月に放映されていたNHKドラマ『植木等とのぼせもん』を面白く見ていた。原作は喜劇役者の小松政夫さんで、小松さんは植木等さんの付き人兼運転手だったそうだ。クレージー・キャッツの全盛期に、小松さんが植木さんに弟子入りし、運転手から役者に育てられていくという師弟愛がとても楽しく描かれていた。小松さんは現在、日本喜劇人協会会長を務める重鎮であり、名実ともに“小松の親分さん”になっている。歴代の協会会長を調べてみると初代にエノケンこと榎本健一さん、そして柳家金語楼さん、森繁久彌さん、森光子さん、大村崑さんらが務められており、小松さんは10代目になる。ドラマを見逃された方は、小松さんの著書『昭和と師弟愛 植木等と歩いた43年』をお薦めしたい。
 写真はキンポウゲ科サラシナショウマ属の「イヌショウマ(犬升麻)」。初秋に純白の綺麗な花を咲かせたあと、長さ6~7ミリの果穂が出来ていた。果実が並んだ様子は、電線に止まったスズメのようにも見えて面白い。

『デンセンマンの電線音頭』 作詞:田村隆 作曲:不詳
歌:デンセンマン・伊東四朗・小松政夫他 昭和51年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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