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ハゼノキ・1~清水入緑地

 清水入緑地の林縁で見られる「ハゼノキ(櫨の木・黄櫨の木)」。ウルシ科ツタウルシ属の落葉小高木で雌雄異株。果実から木蝋を採るため、江戸時代に琉球から持ち込まれ「リュウキュウハゼ(琉球櫨)」の別名がある。写真の株は雄株で残念ながら果実は見られない。ハゼノキが美しく紅葉するさまを“はぜもみじ”と呼び、秋の季語でもある。

『ちいさい秋みつけた』
作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直 昭和30年 
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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シロミナンテン

 堀之内駐在所付近の民家から歩道に枝を伸ばしていた「シロミナンテン(白実南天)」。ナンテンは赤い実が普通だが、こちらは黄白色の実を稔らせる。メギ科ナンテン属の常緑低木で、ナンテンは冬に紅葉するがシロミナンテンは紅葉しない。葉や実にはアルカロイド系の毒がある。
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トウコマツナギ・1~果実

 マメ科コマツナギ属の「トウコマツナギ(唐駒繋ぎ)」。地を這うように咲くコマツナギと違って、背丈は2メートルを超えるほどにもなる。写真は果実で長さは5~6センチ。中には直径2ミリほどの種子が7~8個入っている。トウコマツナギは名前の通り中国原産の落葉小高木。
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