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カラハナソウ

 長池公園里山地区の林縁の樹に絡み付いている「カラハナソウ(唐花草)」。アサ科(←クワ科)カラハナソウ属のつる性多年草で雌雄異株。写真は果実の様子で、この表面を中国の唐花模様に見立てて名付けられている。この近縁のセイヨウカラハナソウがいわゆる“ホップ”で、ビールの苦味の原料になっている。
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ヤブラン・1~種子

 “よこやまの道”の道端に生えている「ヤブラン(藪蘭)」。キジカクシ科(←ユリ科)ヤブラン属の多年草で草丈は20センチほど。夏に薄紫色の花を咲かせ秋に果実が稔る。果実は初めは緑色をしているが、次第に黒く熟していく。ヤブランは蒴果だが、その皮は早くに脱落し、果実のように見えるものは正確には露出した種子になる。来年はできれば果皮が剥がれる様子を確認することにしよう。
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リュウノウギク・1~開花

 キク科キク属の「リュウノウギク(竜脳菊)」。“竜脳”とは、東南アジアに生育する竜脳樹から採れる精油で、強い清涼感があり香料や鎮痛薬、あるいは防腐剤などに利用される。リュウノウギクの葉を揉むとこの竜脳の香りに似ているというが、竜脳の香りは嗅いだことが無く、何となく樟脳のような香りがした。花期は10月下旬から11月で、カントウヨメナやノコンギクなどよりは遅い。
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