アマチュア無線局 JO1KVS

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アースは立派なエレメント

2022年09月18日 20時17分39秒 | アマチュア無線
なんか変なこと言っているみたいですけど。
アースって地球。電位ゼロボルトの基準となる大地です。
電波が出せるわけ無い、って思いますよね。
アースに落ちて消えてしまうって。

そりゃ直接給電したらショート同然、電波出ません。

でも、四分の一波長のエレメントを立てて片方をアースに給電すると、エレメントと地球がコンビになって卓球のラリーのように電気を打ち合い、そこから電波が発生するアンテナになります。
つまり地球も四分の一のエレメントのように働くのです。
いつも言ってますが鏡面効果ってやつです。

試しにとても短い短縮された1m(電気長1/4波長)の7MHzのホイップアンテナと、10mの電線立てたアンテナ、比べてみてください。
俄然10mのアンテナの方が強いですよね。
でも、1mの(7MHz用短縮)アンテナも、ロングなグレーチングの上に立てると10mのアンテナに迫る感度を発揮するのです。
つまり鏡面側のエレメントはしっかり10m分生じたということ。

カウンターポイズやアースの方もエレメントと同じ働きをするのです。

なので例え小さなアンテナでも大きな抵抗の少ない鏡面を得れば結構飛ぶぞ、と言うわけ。
アパマンが活躍するのもアパマン本体を巨大な鏡面を片側のエレメントにしているから、かもしれませんね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (JQ1OCR)
2022-09-20 20:27:46
1m のホイップを接地しても,9m の鏡像は出来ないように思いますけど,如何でしょう.
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Unknown (JO1KVS)
2022-09-20 20:52:46
1mでも短縮(延長とも言う)コイルを入れての話のつもりです。
電気長は10m、実物は1m。
鏡像は10m。合計で20m。つまり必ず1/2波長で動作します。
返信する

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