ハムフェアでゲットした一番大きなお買い物。
案てな工房さんのブースでゲットした、アンテナです。
以前から、あのドデカコイルのホイップには関心があって、3.5や7はあれで出てみたいと思っていました。
今回のハムフェアでいよいよ入手することができました。
早速調整してみました。
入手した状態だと、エレメントは長め、つまり低い周波数に合っています。(車や基台の位置、アースの状態など、各自違うと思うので、たまたま私はこうでした、という話です)
そのままバンドを聞くと、市販の3.5MHzモービルアンテナよりおとなしい感じで聞こえます。合っていないから当然です。
車のアース対策はこれまでの積み重ねで十分なレベルに達していると思われるので、今回はアンテナのみの調整でいきます。
エレメントを切り詰めていきます。その前に、2センチくらいは調整が出来るので、それでどのくらい同調周波数が動くのか測定します。SWR最下点は30kHzくらい変わりました。今一番縮めて同調点は3.45付近です。100kHzアップしたいので、結構切ることになりそうです。しかしいきなり切ってしまうと戻れませんから、慎重に、まず2センチほど切ってみました。
エレメントは結構太いバネ鋼です。ピアノ線に近いもの。つまり硬い材質です。これを切るのは大変です。まずはステンレスにも対応している金鋸を使います。半分くらいまで切込みが入ったら、ピアノ線対応のワイヤーカッターを使いました。普通のワイヤーカッターを使うとカッターの刃が負けますから注意ですよ。最後まで金鋸がおススメです。
切り口が危険なので、コンクリートや石に擦り付けて角を丸めました。
さてどうでしょうか・・・。大体狙ったとおり動きました。同調周波数の変化がなんとなくつかめましたが慎重に2センチごと切り詰めます。バンドエッジまで来ました。SSBのお稼ぎがメインなので、3.53~55付近が希望です。というわけで、最後は微調整分で対応すればいいので、最短の位置で3.55あたりで決めました。
ワッチしてみますと、日中の3.5ですから交信している方は僅か・・・ノイズだけの世界です。ダイヤルを回すと、同調点を離れると一気にノイズが減ります。短縮率が高いせいもありますが、いわゆるQが高いコイルの典型なので、まさにバンドパスフィルタのように上下が切れます(表現正しくないですがわかりますよね)。つまり狭帯域です。幅10kHzくらいが実用範囲だと思います。アンテナチューナーを使えばバンド内はリグから見ればカバーできていますが、アンテナチューナーで対応しても同調点から離れると受信が落ちているのがわかります。これはHFC-80Lとは大きな相違点です。その分同調点では効率が良いはずなので大変期待が持てます。この帯域の感じは超狭帯域のマグネチックループアンテナに近いものがあります。
さて、3.5は使える状態になりました。続いて1.9のエレメントを付けてみましょう。トップエレメントを外し、1.9エレメントをセットします。3本のヘリカルに1本のバネ鋼エレメントをコイルの上に乗せます。とても長くてぐにょぐにょ揺れます。取り付け時はしっかりと揺れを止めてからねじ込みます。
立ててみて測定です。今回は調整しませんでしたが、同調点は1800kHzの少し下でした。SWRが落ちることを確認して、あとは長さの調整ですが、上げ下ろしが大変なので、今日はここで満足して片付けました。
夜になったら3.5で運用してみようかな。(昼走ったらパトカーに止められそうなでかいコイルです。)
案てな工房さんのブースでゲットした、アンテナです。
以前から、あのドデカコイルのホイップには関心があって、3.5や7はあれで出てみたいと思っていました。
今回のハムフェアでいよいよ入手することができました。
早速調整してみました。
入手した状態だと、エレメントは長め、つまり低い周波数に合っています。(車や基台の位置、アースの状態など、各自違うと思うので、たまたま私はこうでした、という話です)
そのままバンドを聞くと、市販の3.5MHzモービルアンテナよりおとなしい感じで聞こえます。合っていないから当然です。
車のアース対策はこれまでの積み重ねで十分なレベルに達していると思われるので、今回はアンテナのみの調整でいきます。
エレメントを切り詰めていきます。その前に、2センチくらいは調整が出来るので、それでどのくらい同調周波数が動くのか測定します。SWR最下点は30kHzくらい変わりました。今一番縮めて同調点は3.45付近です。100kHzアップしたいので、結構切ることになりそうです。しかしいきなり切ってしまうと戻れませんから、慎重に、まず2センチほど切ってみました。
エレメントは結構太いバネ鋼です。ピアノ線に近いもの。つまり硬い材質です。これを切るのは大変です。まずはステンレスにも対応している金鋸を使います。半分くらいまで切込みが入ったら、ピアノ線対応のワイヤーカッターを使いました。普通のワイヤーカッターを使うとカッターの刃が負けますから注意ですよ。最後まで金鋸がおススメです。
切り口が危険なので、コンクリートや石に擦り付けて角を丸めました。
さてどうでしょうか・・・。大体狙ったとおり動きました。同調周波数の変化がなんとなくつかめましたが慎重に2センチごと切り詰めます。バンドエッジまで来ました。SSBのお稼ぎがメインなので、3.53~55付近が希望です。というわけで、最後は微調整分で対応すればいいので、最短の位置で3.55あたりで決めました。
ワッチしてみますと、日中の3.5ですから交信している方は僅か・・・ノイズだけの世界です。ダイヤルを回すと、同調点を離れると一気にノイズが減ります。短縮率が高いせいもありますが、いわゆるQが高いコイルの典型なので、まさにバンドパスフィルタのように上下が切れます(表現正しくないですがわかりますよね)。つまり狭帯域です。幅10kHzくらいが実用範囲だと思います。アンテナチューナーを使えばバンド内はリグから見ればカバーできていますが、アンテナチューナーで対応しても同調点から離れると受信が落ちているのがわかります。これはHFC-80Lとは大きな相違点です。その分同調点では効率が良いはずなので大変期待が持てます。この帯域の感じは超狭帯域のマグネチックループアンテナに近いものがあります。
さて、3.5は使える状態になりました。続いて1.9のエレメントを付けてみましょう。トップエレメントを外し、1.9エレメントをセットします。3本のヘリカルに1本のバネ鋼エレメントをコイルの上に乗せます。とても長くてぐにょぐにょ揺れます。取り付け時はしっかりと揺れを止めてからねじ込みます。
立ててみて測定です。今回は調整しませんでしたが、同調点は1800kHzの少し下でした。SWRが落ちることを確認して、あとは長さの調整ですが、上げ下ろしが大変なので、今日はここで満足して片付けました。
夜になったら3.5で運用してみようかな。(昼走ったらパトカーに止められそうなでかいコイルです。)
良さそうだなぁ~。
因みにコイルの直径は何センチあります?
コイルは透明アクリルケースに入っているので、傷が付かないように大事に大事に抱きかかえるんです。(笑)