屋外でのお手軽運用に、時折投げワイヤーアンテナを使っています。
投げる電線はACコードなどを裂いたものを使うことが多いです。適度な重量が投げるのに適しています。
投げる前には束ねるのですが、手のひらを広げて親指と小指に8の字に絡めるように束ねると投げた時に絡まずに飛んでいきます。
ACコードなどの平行線はホームセンターでは10mで売っていることが多いです。そのまま使うと7MHzには1/4波長に近く、大変良いのですが、14MHzは1/2波長となってチューンが取れにくくなります。
巷では、どの運用バンドに対しても1/2波長にならない長さが良い、と言われています。逆にどのバンドにも絶好調というのが無いのでしょうが。
今日は長さを10mから13mにしてみてチューニングの実験をやってみました。
ワイヤーは頭上のモミジに投げかけただけ。
チューナーはZM-2です。(→右にリンクあり)
グランド側はアルミのグリルガードを地面に置いたものを接続しました。
3.5MHz以外の7,10,14,18,21,24,28,50MHzでチューニング取れました。
7と10は良く聞こえていい感じでした。7はコンディションがいいのかとても賑わっていてQRPではとても勝ち目は無さそうでしたから聞くだけ。
10MHzはしっかり応答がもらえるような感触でした。
14MHzは・・・CQの方を呼んだら消えられてしまいました。カスカスには用が無かったのかな。
18MHzと29MHzでは6エリアと交信できました。
チューナー、サポート外の50MHzでもSWRが1まで追い込めたので受信してみました。隣のデルタループで59+がこちらのワイヤーでは58。使えなくもないのですが明らかにイマイチでした。
リグはFT817、2.5Wです。
交信いただいた皆さん、ありがとうございました。