まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「疾風ロンド」東野圭吾

2014-06-11 23:23:52 | 読書のすすめ
今日は寒かったですね。
明日以降30℃を超す予報。
うーーん。暑くて死にそう。TT

さて 東野圭吾の「疾風ロンド」を読みました。

疾風ロンド (実業之日本社文庫)
東野 圭吾
実業之日本社



泰鵬大学医科学研究所のバイオセイフティレベル4から
研究中のK-55が盗まれた。
犯人は、葛原哲也(もと同所の研究員)はそれを
とあるスキー場に隠す。

所長あてに3億円と引き換えにK-55を渡すというメールが到着する。
空気中に拡散してしまえば、生物兵器ともなりうるK-55を
果たして無事回収することはできるのか?


東野圭吾のノンストップミステリー。
うーーん。ミステリーだろうか?

犯人は序盤で事故死。
残された数枚の写真をもとにK-55を探し出すという
貧乏くじをひく所員、佐藤。

わずか数枚の写真(全景が分かるものなし)によって
スキー場を絞り込むというのはちょっと話がうますぎる気がする。
しかし、さすが東野圭吾。
最後まで、一気に読ませます。

勧善懲悪が好みの私としては、ちょっと物足りない感はありますが・・・
書き下ろしで、こういうストーリーが生みだせるのは
さすがベストセラー作家ですね。

・・・にしても、危険な菌の管理が杜撰すぎる。
と多くの方が思われると思います。
私もそう思う反面、かなり危険な劇薬を扱う職場にいた経験上
意外とこんなものかもしれないとも思う。
もちろんセキュリティや管理はあるが
本気で持ち出す気になればいくらでも持ち出せたと思う。

ほら、あなたの隣のその人が
もしかしたら生物兵器を持ち歩いているかもしれません。

いがぐりおは 生物兵器って知ってる?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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