まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!」原宏一

2014-02-13 21:28:59 | 読書のすすめ
今日も寒かったです。
明日は 雨になりますように!

さて 原宏一の「ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!」を読みました。

ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!
原 宏一
光文社


勇人。19才。
高田馬場から徒歩20分の取り壊し予定のあるアパート「かなめ荘」に住んでいる。

中学に入るとどんどん勉強が楽しくなくなり 名前を書けば入れるという噂の高校に入った。結局ほどなく辞めることになった。

ある日 発作的に上京し ずっとアルバイトをしていたが
つきあっていた彼女(大学生)に大学生の彼が出来たとのうわさを聞き
だったら 自分も大学生になってやる!と まずは高認(高卒認定)の資格を取ろうとする。
1年後はアパートの取り壊しと後ろが決まっているため 必死に勉強を始める。
ところが 「かなめ荘」にはもう一人住人がいた。
彼は 昼間から巨大な肉の塊に斧をぶち込む 髭面のおっさん 『髭太郎』であった。


読後の感想。

ドイツのヴルスト(ソーセージ)が食べたい。
すごく食べたい。
一生に一回でいいから食べてみたい。

もし飲めるのなら それを肴にビールをぐいっと やってみたい。

勇人は 慎重でまじめなタイプなのに 時折 ぐいっとスイッチが入って無茶をする。
東京に出てきたときもそうだし 高認を受けようと決めるときもそう。

でも若いっていいやね~

そういう無鉄砲さ。
好きだなあ。

一方 髭太郎も怪しい風体とは異なり 一途なタイプ。
ヴルストを作るという目標に向かって 一直線。

一直線すぎて こちらも無鉄砲に見えて ハラハラしてしまいます。

時々無鉄砲な勇人といつも無鉄砲な髭太郎。
二人が もがきながら 特別なヴルストを作れるかどうか・・・

是非 ご一読ください。

あ~ 本場のヴルストが食べた~い。(しつこい?^^;)
 
職場で読んでいたら同僚が 
「美味しそうな本ですね~」
と 話しかけてきました。
「ソーセージを作る話なんですよ。」
と 言ったら 絶句した後
「ば・・・バナナかと思いました。」

確かに。
バナナとソーセージって形が似てる・・・

いがぐりおは ソーセージ好き?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (4)
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