まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「月と暮らす」藤井旭

2014-02-11 20:26:58 | 読書のすすめ
今日も寒いですね。
寒い寒いと思うけれども 2月の中旬から3月初めは1年で最も寒い時期。
仕方ないかあ・・・

さて 藤井旭の「月と暮らす」を読みました。

月と暮らす。: ~月を知り、月のリズムで~
藤井 旭
誠文堂新光社



月にまつわる写真と解説です。

月がどうして出来たか・・・

ポエム入っちゃダメですよ!
現実的な話です。

『地球も月も太陽系が生まれた46億年前に、他の惑星たちとともに生まれました。
このとき、はじめは微惑星(びわくせい)とよばれる大きさ10kmほどの小天体がたくさん生まれました。
この微惑星が衝突し合体して大きくなり、地球や月、その他の惑星になったと考えられています。
(国立科学博物館HPより)』

つまり太陽系が出来たとき月も一緒にできた。

本書ではもう少し詳しい
「ジャイアント・インパクト説」という最有力説が紹介されています。 

衝突起源説・・
生まれたばかりの地球に 火星級の天体が地球に衝突して
飛び散った破片が集まって月になったという説。

つまり 月はもともと地球の一部だった説。

道理で・・・
月を身近に感じるわけだ。
地球のさまざまな自然現象も 生物の体も月と密接なかかわりを持っている。

意識しようとせざるとにかかわらず 私たちは月に影響されている。

地球の気候すら もし月がいてくれなかったら 
地軸がグラグラぶれてしまい 大変なことになるらしい。

月はよく女性にたとえられます。

月は 公転と自転の周期が一致しているため 地球には同じ側しか見せない。

その表面は まるで地球を映したような陸と海
(しかも美しい海がちなところまでそっくり)。
しかし 裏面は まるで不細工なゴルフボールのようにごつごつだということご存知でしたか。

美しい面だけを見せて 醜い面?は見せない。
そういうところも女性っぽい?

もちろん この事実は 月の裏側に行けるようになって 初めて分かったわけですが
昔の人もなんとな~く知っていたのかもしれません。

月の一日一日に名前がついているほど 私たちと密接にかかわってきた月。

そんな月のあ~んな秘密やこ~んな秘密も分かるかもしれない本書。
お勧めです。

私は凍てつく夜に見る三日月が好きだなあ・・・

本日の月齢12.2・・・
明日は十三夜です。

Let's お月見!

いがぐりおは 月を見るの好き?
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