まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

6月7日 郵便局の謎

2011-06-07 19:18:14 | 日記
こんばんは。
今日も暑かったですね。

さて 最近 娘が

郵便局の配達員になって
赤バイクで郵便を配りたい


というかなりマニアな夢を抱いていることを
知ったまんじゅうです。

郵便局というと
思い出す話があります。

私が まだ独身で 一人暮らししていたころ
仕事から戻って アパートの部屋に入ろうとすると
暗闇の中から トレンチコートの男性が
ぬっと 出てきました。

「????」

「まんじゅうさんですか? 
 私 こういうものです。」

と差し出された名刺を見てみると


『郵便局監査員(だったと思う…) ○×△夫』


「ちょっとお話があるので 中に入れていただけませんか」

いかに ぬぼーっとしている私でも
嫁入り前の一人暮らしの部屋に
正体不明の男性を入れたりしません。

「ここで話してください」

「でも 内密の話なんです。」

「家には入っていただけません。
 ここでお話しください!」

郵便局監査員は
かなり しぶしぶ話を始めた。

「徳島の○×さんあてに 
 郵便を出されましたよね?」

ああ、そういえば徳島に住む祖父母に
写真と手紙を送ったっけ?
でも あれって もう何か月も前の話・・・

「実は 私どものほうで 手違いがありまして・・・」

郵便局監査員が言うには
郵便回収をしていた男性を内偵していたところ
手紙を着服していたことが発覚。
余罪を追及していたら
私の手紙が出てきたということらしい。

「まんじゅうさんの手紙の中身を
 確認させてください。」

「え? 手紙と写真ですけど・・・」

「本当にそれだけですか。」

「はい。」

「そうですか。
 どうも手紙が分厚いので
 金品が入っているかと思ったようですね。」

手紙の中に金品が入っていないことを何度も
念押ししたのち

「郵便局の立場があるので
 本日のことは くれぐれも ご内密に
 お願いします。
 誰にも話さないでください。」


と 郵便局監査員は 
その当時の41円切手と62円切手(記念切手でも何でもない普通の)
を 私に手渡すと
現れたときと 同じくらい 唐突に 去って行った。

おいおい それで 私の手紙は 結局どうなったの???
とか
それって 手違いじゃなくて 窃盗なんじゃないの?
そもそも どうして 内密にしなきゃならないの?
『窃盗』を隠すのが 郵便局の立場なの???
とか
言いたいことは いろいろあったけど
律儀な私は 今まで誰にもしゃべらずにきたのでした。
切手も もらっちゃったしね。


でも もう15年以上たつし 時効でしょう。


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