武将に学ぶ「自分」の貫き方!帯より。
あなたは“将(リーダー)”の器か、
それとも“参謀(ブレイン)”の器か?
2択の題名って、たいてい「できる(良い)・できない(悪い)」の2択なんだけど・・・・・・
どっちも良さげな2択。
これは練られた題名っスなぁ。こんなエサにクマー
元の本は1999年「将の器 参謀の器」。
はじめに――あなたもりっぱな将であり、参謀ですおまかせーぃ。
いまはだれもが将であり参謀である時代だ。そうなるにはどうすればいいか。それを歴史のなかから、親しみのある人物の身近な行動に光をあてなおして、探ってみたのがこの本だ。どうか、
「なんだ、自分もりっぱな将であり、参謀だ」
という自信とよろこびを読みとっていただきたい。とくに若いひとたちにそれを期待したい。
1章 将たる器とは「風林火山」武田信玄、その人材活用術。
小心者のやる気を鼓舞する術
(オレのような臆病者でも、大将のお役に立つことができるのだ)
バカとなんとかは使いよう。
2章 参謀たる器とは「「納得」は全てに優先するぜッ!!」
労働の動機づけ三つの条件
いまの若い人たちの労働に対するモチベーション(動機づけ)は、つぎの三条件に対する納得だといわれる。
このことは、働き手が属する組織に対する意識を強く持つか、あるいはロイヤリティを持つかとは別問題で、人間の働く場にはつねに存在してきたものだ。いまに始まったことではない。戦国時代でも同じである。
『目的の把握』
『寄与度あるいは貢献度の認識』
『公平な評価』
なお年齢に関係無く仕事の質を左右する模様。
3章 前例をあえて打ち破るキャー、吉宗サマ、イケメン!いや、イケ将!
閉塞の時代に望まれる参謀の資質
「悪いしきたりは破ろう」
吉宗は事もなげにいい捨てた。
4章 時代の先を読みきる「「納得」は全てに優先するぜッ!!」(2回目)
すべての人に道標を与えることがトップの役割
組織員全体が、目的を達成していくためには、
「仕事に対する納得」
が必要だ。そしてこの納得にはつぎの三つの条件が必要だ。
『目的』
『寄与度』
『評価』
大事なことは繰り返すスタイル。
‶井の中〟から抜け出すために斉彬サン、マジパネェっス!
「分かったか? 薩摩藩のカエル」
「くり返すが、わたしはおまえの正義感を高く買う。その正義感をいつまでも失うな」西南戦争はその果てなのん・・・・・・?
島津斉彬の下で『自分の頭をガンガンと叩いた』西郷隆盛。
力をつけて藩から『日本の政界』へ活躍の場を移すも、斉彬の急死で失脚。
2回の流罪を経た後、辿り着いた『大きな目標』は・・・・・・
「敬天愛人」こういう偶然はホントなんか色々考えちゃうワー・・・・・・。
の思想である。つまり、
「天を敬い、民を愛する」
ことが、政治家がもっとも大事にしなければいけないことだと考える。これがかれの生涯を通づる政治理念になる。
歴史上の人物のエピソードで学ぶ「将」の姿と「参謀」の姿。
『若いひとたち』には特に4章オススメ。読めば心当たりがあるであろう・・・・・・。
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