迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[沖縄にて]その202・世間は、とくに沖縄では狭い。

2006年11月19日 | 旅する。
11月19日

第1回もとぶ手作り市に、午前組と午後組に別れて出動。

地元のおばぁたちの手作り惣菜にお菓子や、移住者たちの手作りの木工、絞り染め、貝殻ビーズなどが店を並べている。

品物もさることながら、話を聞き始めると面白い人がたくさんいる。

貝殻のアクセサリーを出品していたヨットマンは、伊江島で会っていた人だった。

沖縄は狭い。

ちなみに、<結家>では、鳩間島、宮古島、伊江島などで会ったことのある人に合計4組6人も再会した。

別に約束があったわけではないのに。




[沖縄にて]その198・見送る人々

2006年11月19日 | 旅する。
11月17日

13時発のフェリーに乗った。

とらさんが、埠頭に座って缶チューハイを飲んでいた。

私たちに気がつくと、手招きをして、
「オレの10時のおやつの残りだ。もってけ」
と、紅イモチップと粒チョコをくれた。

船が港を離れていく。

いつまでも、とらさんが手を振っていた。




[沖縄にて]その197・反戦平和資料館

2006年11月19日 | 旅する。
11月17日

<土の宿>の隣にある、わびあいの里・反戦平和資料館に行ってみる。

伊江島は、米軍に演習地として土地を強制接収され、ベトナム戦争時には、ここで模擬核爆弾の投下訓練が行われた。

そして土地を奪われた農民たちには補償もなく、餓死にまで追い込まれた。

ここが反戦平和運動の原点とされるのには、理由がある。